変位電流が伝導電流に対して無視できる理由

授業を受けてきた。電磁気学の話。電磁波の話が主になってきている。
この前は真空中のTEM波の波動方程式を導出したが、今度は金属中の電磁波の波動方程式を導出。
またの名を「電信方程式」などというレトロな趣のある名前で呼ばれている。
レトロなそれをアンペアの法則とファラデーの法則を組み合わせて導出した。
どちらも導出過程は似たようなものというか、同じである。
講義は6回目で、丁度半分くらいまで進んだということで、今までやったのはアンペアの法則とファラデーの法則の拡張と、
それからソレノイドコイルの話、あとは電磁波の話。


夏休みに砂川氏の本を読んでいたのが効いていて、分かりにくいながらもある程度は理解できる。


それで、「変位電流が伝導電流に対して無視できる」というくだりが授業にも出てきたので聞いてみた。
伝導電流とは電場をかけたときに、金属中の自由電子が動くことによって生じる電流。
一方で変位電流とは、電場の変動それ自体が生み出す電流。
つまり、金属中でなければ(自由電子がたくさんなければ)
変位電流は伝導電流に対して無視できないのである。
たとえば電解液の中では、変位電流は伝導電流に対して「無視できない!」となる。


今季初めて教授に質問したなぁ。私は引きこもり気質であるから。
退学が0.1歩遠のいたか。


それで、今日は昼は図書館で過ごす予定だったが、財布を忘れて図書館には入れなかったので家に帰ってブログを書いている次第。
昼からもう一つ授業があって、それが終われば今日は終わりであるが、そろそろ実験レポートに取り組まないと。
首が締まってきたし、ことに実験科目に関しては退学が足音を立ててこちらに寄ってきている。


授業終わったら定食屋でも行こうかなぁ。
勉強は夏休みに比べてだらだらしているので一向に進んでいない。
まずこれを何とかしないと。昨日だってネット廃人であった。
なんていうか学校が始まるとマイペースではいられなくなるために、それだけで気力というのが削られて、
効率よく動けていない感じ。


それにしても今日も遅刻してしまい、ノートをすべて取れなかった。
今日のテーマが金属中の電磁波の波動方程式ならそれは理解したからそれでよいだろうが。