右四間には雁木がいいかも

苦手な右四間に雁木を用いてみた。
というより以前、右四間に勝った棋譜を見直してみても、雁木という言葉を知らないのにもかかわらず、
雁木の形になっている。
右四間に対して雁木が何故良いのかといえば、まず自軍の角が歩一枚を隔てて
よく効いているからである。そして相手の桂馬が跳ねても雁木だからそこには何の駒もない、
ということである。あとは5筋の歩をひとつつき、そこからもう一つの攻め駒の銀上げていき、
さらに守備力を高めるか、またはその銀で斜め棒銀でもして
右四間の攻撃のかなめである角を急襲するか、選択肢がある。
しばらくは右四間には雁木で行こうと思う。


ただ、難しい右四間というものがあって、角換わりの序盤か、横歩取りの序盤から、
角を上げてしまった時、そこから急に右四間に変えてくる輩にであったが、
こいつには雁木にも戻せないし、手も足もでないという状態になってしまった。
横歩拒否の相手に右四間というのはかなり強力な武器なのだろうが、
だったら逆に横歩ができるようになればそんな隙を与えることもないだろうと思ったのだが、
横歩取り」は極めて難しい将棋である。
角はむき出して、お互いいつ交換して、王手飛車などの筋も多々あるような戦型であるので、
私は敬遠してきた。
なにより後手と先手の動きの違い、囲いの違いが顕著であり、本当に定跡を覚えないとどうしようもないのが
横歩取りである。
しかし、横歩取りを無理やり拒否すると、今度は逆に右四間につけいられる隙が出来てしまうらしいので、
横歩取りを今からネットで勉強しようと思う。
角換わりもネットで調べてなんとかしたから、横歩もなんとかなるはずである。
角換わりより時間はかかるだろうが、整備しなければならない。
横歩で高い勝率を治めるようになりたい。
横歩取りは「手筋の宝庫」らしいが・・・。


昨日はSDIN無料ゲームというところで将棋をしてみた。
将棋24をやり始める前、棒銀くらいしか知らなかった頃(今年の一月ころ)
よく入って将棋をしていた。
あの頃の私よりはるかに強くなったので、さぞや勝てるだろうと思ってやってみたが
かなり負けた。将棋24は定跡からはみ出ない人間が多いが、
最初に5筋の位を銀でとってこちらの雁木に左美嚢を組んでくる居飛車だとか、
いまはやりの四間穴熊だとか、癖のある戦法を用いてきた。
レベルもそれなりで、少なくとも将棋24で中級の中部くらいの実力はあるのではないかと思った。
昔yahooゲームで将棋を指していたがいまはもうつぶれてしまった。
あのyahooゲームでもう一度指すことが出来たら、自分が本当の上達したのか分かるはずだが・・・。
あの頃は右四間しかしていない、完全な右四間厨であった。
急戦しかしていないので、穴熊に組んでくる人間にも滅多に出会わなかった。