ビュッフェ、角換わり早繰り銀

今日は友人とビュッフェに行ってきた。
2000円と学生の私にはなかなか高値なのだが、新しくオープンしたお店なので、行ってみた次第。
お寿司もあったり、おいしいサイコロステーキもあったし、
野菜も地産のものを使っていて新鮮でおいしい。
店員の接客もよい。
店の雰囲気も良く、人でにぎわっている。
内装も綺麗である。
良い仕事しているなぁと思った。
あのように人を幸せにする仕事が出来たらいいなぁと最近は思う。
家族連れもたくさんいて、なんだか微笑ましい。
綺麗なお店に、にぎやかな家族。
ビュッフェならではの良い雰囲気であった。


また今度、どこかに車で旅行に行こうではないかと言う話になった。
あとはお互いの近況状況など。
私などはそれほど報告することもないのだが、皆それぞれの人生を歩んでいる様子。
最近思うに、「大学時代の思い出」というのはやはり大切なのだろうと思う。
サークルに行っていた頃、卒業して何年たってもサークルに顔を出す方が結構いた。
社会に出た時、頑張っていく糧になるのだろう。
生憎、私はそういう大人な考え方にはなれなかったので、そのような人間にはなっていないのだが、
後になって思うことはたくさんある。
こうやって人は角というものが取れていくのだろう。
多留していると思うことは、いろんな人を見ているが、明るく生きていこうという力の強い人は、
なんだかんだあっても幸せに生きている感じである。
私のように、うじうじしている人間は、なかなか人生が開けていかない。
私の大学は別段エリート校でもないから、幸せそうに生きている人間は、
バリバリのエリートというわけではない。
普通の人生を、普通に楽しそうに生きている感じである。
身の丈をわきまえている。
もう付き合いが6年以上になる人間を見ていても、どことなく考え方が大人になっているし、
私のように無謀な幼児的願望を持てあましてはいない。
私もいい加減大人にならなければならない。


今のまま、ある程度努力して大学を卒業しても、それほど悪くない人生なのではないか。
この大学に入ってから、卒業後なんて阿呆みたいな会社で阿呆みたいな仕事をするのだと、
希望なんて持っていなかったが、それほど人生を悲観していても空しいだけである。




今日も将棋をした。
負けが混んで、一時的にレートが10級に陥落するところまで行った。
角換わりなどで結構負けた。
あとは陽動振り飛車とかで翻弄された一局があったっけ。


角換わり腰掛け銀で負けまくった。
腰掛け銀が苦手なのかもしれないとも思いつつ、角換わりにはもう一つ「早繰り銀」というものが
あるではないかということを思い出した。
早繰り銀などは一度たりとも試したことがない。
角をうちこまれて飛車をけん制されそうで嫌だったので、一度もしたことがなかった。


しかし、やってみると角で飛車を牽制されたとしても角の合い駒でなんとかなる。
相手の出方によって二種類くらい攻撃パターンがある。
先手だとして、銀を繰り出し3筋の歩の交換から銀交換に行く。
相手が歩を取ってこないで銀を上げる形できたら、今度は一筋で銀を香車に交換して、
一筋から攻略できる。
あとは3筋の歩を交換できて銀交換までいけば、今度は2筋から雀刺しの要領で、
飛車、角、銀の三つで角を捨てながら2筋を攻略できる。
そうやって龍を作ってしまえば、勝ちは見えてくる。


腰掛け銀をあきらめて、早繰り銀にしたところ、今のところ全勝である。
単純な棒銀含みの攻撃だからだろう。
向こうにしてみたら止めにくいのかもなぁ。
しかし、前に早繰り銀を私は止めたことがあって、
あれは守り駒の銀をどんどん出していって、飛車先まで行き、押さえつけるのである。
あのやり方で、早繰り銀は止められるんじゃないかと思っているのだが、
私がやられたときは、飛車を角で牽制しつつ、銀を前に出していって攻撃の源の飛車を攻撃してやろう。


早繰り銀で結構勝ちまして、レートを700まで戻した。
角換わりは早繰り銀を使いつつ、止められたら止め方でも学びましょうか。
しかし、腰掛け銀は矢倉のようなもので、なんだか地の力というものが露呈する。
矢倉の人間に雁木を使うように、実力差が出やすいものはちょろまかそうと思っているのだが、
早繰り銀はもしかしたらごまかせる戦法なのかもしれない。


横歩をしないから、将棋は角換わりに良くなる。
横歩は覚えようとはしているのだが、難しいのだろう。
横歩で分かっているのは、先手は左右対称に金銀を配置した中住まいの形になって、
後手は中原囲いといわれるような形になったりする。
後手は中住まいという感じではない。
後手は8五飛などの戦法がある。
そのくらいしか分からない。
横歩は注視してやはり見ていって、覚えていこうとは思うのだが、まだ実践で試そうという気にはならない。
最低100局くらいは見ないと、横歩をやろうという気にはならないだろう。


あとは対四間飛車などの棋譜をデータ収集した。
将棋24の棋譜置き場にいって、好きな有段者の棋譜をkifu for windows上で並べたのである。
一種の棋譜並べだろう。
私も棋譜並べをするようになったらしい。
角換わりを見たかったのだが、角換わりより横歩取りのほうがよく指されているようで、
あまり私にできそうな角換わりは発見できなかった。


その代わり対四間飛車で、面白い棋譜があったので、それを並べた。
四間穴熊に対し、角と攻め駒の銀で、銀冠から玉頭攻撃をして、やっつけるというやつである。
飛車などは全く使っていない。
けれど、ああいうこともできるのかと新しい発見である。
しかし、基本には忠実で銀冠の守り駒は決して動かしていない。
あくまで攻め駒の銀、角、歩、それから守り駒の桂馬(これだけは例外)だけで圧迫していく。
居飛車穴熊の急戦みたいなものである。
居飛車穴熊に対して銀冠や高美嚢から急戦が成立するように、
逆もまたしかりなのだろう。
四間穴熊は角が守りの駒として働いていないために、居飛車穴熊に対して急戦をするよりも、
おそらく成功しやすいのではないかと思ったりする。


それから中飛車対策として、対中飛車急戦の棋譜を並べた。
これはなかなか迫力があって、最近よく見る形である。
中飛車に対してこのような急戦が成立し、そもそもゴキゲン中飛車居飛車穴熊に組ませないという
ものだったらしいのだが、この急戦が出来るようになれば、私も居飛車穴熊にせずとも、
中飛車と渡り合え、その上随分優勢にことが運ぶのでぜひ覚えたいのであるのだが、
しかし、なんだかこの将棋は難しい。
積極的に前に出ていく将棋であり、全体のバランスをとって局面が落ち着いたら銀をひいたりするので、
多少難しいと思いつつ、今度中飛車が来たらこれでやっつけようと思っている。
あと数回は見直せばよい。
居飛車穴熊もよいが、急戦もできるようになりたいと思っている最近である。




最近ラジオを聴く。桑田圭介のラジオは本当に面白い。
若造ミュージシャンの詰まらないラジオ番組がたくさんあるが、
多少年を取った人間のするラジオは楽しい。
今度から聴くことにしよう。