急に周りの奴らがすごい奴らのように思えてきた

今日は朝から授業。昼まで授業があり、昼からは工作の講習があり出席。
5時までかかりその後帰ろうと思ったが、なにやら皆研究する様子。
・・・こいつらすごいな。


それで学部4年の同期の共同研究先とのミーティングが夕方からあるらしく、その準備にいそしんでいるのを見ていたけれど、
彼はもうすでに独自の研究方法を編み出して、自分なりに研究を進めていき、今回のミーティングでは特許がどうだ、
とかいう話を共同研究先とするらしい。
いつもふわふわと笑っている印象が強い彼であるが、そんなに研究が進んでいたとは・・・。
すごすぎるだろう・・・。


その後、指導の院生とわからない部分について煙草を吸いながら話していたのだが、
あるシステムの出力の理論的限界を論文では書いていなかったのに、自分なりに論文から読み取っていたことが発覚した。
私が何も考えないで字面だけ追うのに必死であった英語論文からそこまで読み取っているとは思わなかった。
しかし、考えてみれば理解できることを教えてもらわなければわからないのはだめな人間である。


この二つの事件に打ちのめされた一日だった。
できる学生が集うといわれていて偶然入ることになってしまった研究室であるのだが、(私は勉強ができないから入った)
こんなに私と彼らの間に差があるとは思っていなかった。
とりあえずこれだけ差がある。
とすると彼らから学ぶことも場合によってはできる。


危うく自己否定、自己嫌悪の危険なループにはまりそうになるのだがポジティブに考えよう。
そのループには長らくはまっていたのでもう飽きた。
昔の部活だって、こうやって「自分ってホント駄目な人間かも」と思いつつも努力していればある程度道は開けることは
経験はしているのだが、今回はどうかなぁ。
分が悪いような気はする。
必死でやらないとついていけないかもしれない、彼らが涼しい顔をしながら過ごす日々を。


でも皆、実は笑いながらも私よりも真面目に一生懸命考えているのかもしれない。
なんだか自己啓発本のような自己観察になっているから、少し腰が高いのかもしれない。


後期は始まって数日だけれど、数日前までは「とろけそう」とか書いておきながら、今日になると状況は一変。
不安が募る。なるようにしかならない。
だが、次の報告会までにはある程度成果を報告しないと駄目かもしれない。
今の課されている仕事をさっさと仕上げて次の具体的なシミュレーションか何かの仕事を貰おう。