あれからもう一年になるのか

昨日は、いつもの自然公園を走ったり歩いたりして、ストレッチや筋トレもした。
ストレッチは股関節中心の真向法というのをやっているけど、ぎゅっぎゅと身体を絞っていくのは、
結構苦痛なのだけど、途中から快感に代わってくるというのは不思議である。
程度の良い苦痛がないと、快楽もないのは、いろんなことに言えるのかもしれない。
苦痛から逃避してきた時期が長かったわけだけど、そろそろ私も程度のよい苦痛を受け入れる必要があるのかと
ぼーっと思ったりした。


歩いていたら、昨年の梅雨、生まれたばかりの子猫がいた場所でまた同じような色の子猫を見た。
特に授業もなくふらふらとしていた昨年、かわいい子猫を見て感動したのを覚えているけど、
あれからもう一年になるらしい。
おそらく昨年生まれて育った子猫が、今年は自分の赤ん坊を生んだ模様。
よちよち歩きの子猫は見ているととても和んだ。


暗くなる頃、公園から引き上げようとしたら、蛍がまだいた。
すこし時期がずれていたから、蛍を見る機会を逸したと思っていたけど、ほんの数匹見ることができた。
この蛍の時期、昨年は蛍祭りに今はもう卒業してしまった友人と出かけたはずである。
今年はもうそんな友人がいないのは悲しいわけだけど、一緒に大学院に行って一緒に卒業できたら、
もっとよかったのかもしれないと、少し後悔したりもした。
たまに、今の研究室の同期(?)とも、一緒にご飯食べに行ったりするのだけど、会話がそこまで続かない。
それにお互い車も持っていないので、遠くまでご飯を食べに行くことはできない。
一年前は結構遠出して、おいしいもの食べたし、面白いもの見たりしたのだけど。


子猫といい、蛍といい、なぜかもう去ってしまった友人たちを思い出させる。
それでも元気にやっていかないとなぁ。
梅雨になると、気持ちが後ろ向きになるなぁ。