おばちゃんの意外な行動、数学セミナー

一昨日のトラブルで、相手の中坊のおばちゃんは証拠隠滅してきたのにも関わらず、
今日は一転、保険が下りるなどということを私に伝えてきた・・・。
一体何がしたいんや・・・。
昨日の現場検証からの示談は、口頭での示談であり、書面には残していなかった。
分配が五分五分ということで、おそらく半分出してもらっても修理代は高くつくということを
私はなんとなく予想し、自転車屋に行くのもだるいので自分で直すことにチャレンジしているわけであるが、
今日になって自転車の事故後の写真がほしいという。
保険を下すために必要らしいのだが、すでに私は第一次修理を自前で終えた後である。
これから自分で直そうかしらというところに電話がかかってきたわけで、
正直よくわからない。


昨日は口頭での示談ということで、おそらく示談書など書いた覚えはないとか言い出すのだろうと
期待は全くしていなかったのだが、(証拠隠滅するような人間だから・・・)
なぜか態度を翻したように留守電にメッセージを入れている。
わけがわからない。


ただ私としては、あの訳の分からない家族とは一つも関わり合いになりたくないし、
一刻も早くこの話とお別れしたい。気持ちが悪くなるから・・・。




話は変わって、図書館で自習をする際に、「数学セミナー」という雑誌を読んできた。
「数理科学」という雑誌も一応目を通すようにはしている。
正直私の学力では「数理科学」は3%も理解できないのであるが、一方でこの「数学セミナー」は
なんだか読みやすかった。
たまたま読んだ号が簡単だったのかもしれない。


大著を読むという企画で、「自然科学者のための数学概論」だとか、
高木氏の「解析概論」などを紹介していた。
ランダウの物理学教程も紹介していた。
「自然科学者のための数学概論」はいろいろな本で読んだ方がいいですよと紹介されている昔の本であるが、
この数学セミナーの記事に言わせれば、日本の工学が高い数学的な処理能力を持っているのは、
この名著のおかげであるという。
日本独自の文化のごとく書いてあり、工学者は即ちこれを読まなければならないというようなことが
書いてある・・・。
そうなのかと思って、いつか学力がそれなりになった時に読んでみたいが、東京大学では学部から
よく読んでいるのかしら・・・。
自分の勉強の進歩度を見ると、東京大学の工学部の学生とは、幼稚園児と成人ほどの差がついていると思う。



その数学セミナーで山本氏が書いた「物理学者ランダウ」というみすず書房から出ている本が紹介されていて、
それを借りて帰ろうと思ったのだが、検索しても出てこない。
みすず書房が出てこない?ウソだろと思いながら、何度かワードを変えて検索してもやはり出てこない。
どうなってんの?
というわけで、この大学には「物理学者ランダウ」はないようである。
でも他にもない本はたくさんある。
「自然科学者のための数学概論」も応用編しかなかったような・・・。
大学のレベルが知れる・・・。
ちなみに高木氏の「解析概論」も一冊しかないし、だれもそれを借りた形跡はない。
あれは東京大学バンザイ的な人間が読む本なのかなぁ、よくわからない。


自然科学者のための数学概論 増訂版

自然科学者のための数学概論 増訂版


それから今日は学内の就職情報のページを見てみたのであるが、
企業は零細と大手とでは全然違うものである。
資本金一億程度の半導体製造会社(地方)は初任給が16万円。
これは工学部卒の人間の初任給としては一番低いランクだろう。
一方で大手ともなると(資本金100億越え)
初任給は20万円、さらには福利厚生がすさまじい・・・。
おまけに人数も全然違うわけで、随分な差がある。


当然学生は大手を志望し、有能な人間もそちらに流れるだろう。


実際どうなのだろう。
もちろん社会人の方々が皆真剣に頑張っているのは承知である。
ただ、地方国立大学では真面目な学生はいても、たとえばこの間将棋24をソフトでにぎわせた
東大の大学院生のような人間はまれである・・・、というより見たことがない。
私と彼の学力を比較すれば天と地の差があると思うが、
一方で私がこの地方国立大学で学生実験に参加しても、周りも私と同様にひどい・・・。


一流大学のエンジニアは、一流の技術企業に入り、一方で底辺地方国立大学の下流エンジニアは、
三流企業にでもはいるのでしょうか。
そうした時に、例えばそれは野球のプロチームとリトルリーグくらいの違いがあったりするのではないか。
それで一体商売になるのかなと疑問に思うのだが、しかし零細企業の社長さんといえど、
それなりの大学を出ているのかしら・・・。
全くよくわからないのである。


どれくらいレベルが違うのか、製造する物のレベルが違うのか、私には正直分からない・・・。


開発と生産はそれとも違うのかしら?


とにもかくにも今日も科学新聞などを読んではみたが、この企業規模の差と、実際的な実力の差というのは、
いかほどなのかという記事など当然ない。
今日は、量子コンピュータの新コンポーネントの発見の記事があった。
量子コンピュータ関連の記事はいちばん多く、私が今から勉強して、地元の国立大学の院に進学すれば
それを勉強できるのだが、チャレンジしてもいいと思っている。


日経を読もうと思ったが、なんとなく面倒くさくなってやめた。