一手ですべてが崩壊する

今日は3局ほど指した。


一局目は、振り飛車に見せかけた左美嚢。
いつも通り雁木で右四間。
ギリギリで勝利。
相手はレート770程度。


二局目は、角換わり。
向こうが先手で3七から銀を繰り出してきた。
羽生さんがNHK杯で解説していたが、このような銀のことを「早繰り銀」と呼ぶらしい。
これに昨日も一度会っていて、定跡はどうなのかよくわからないが、
私はそれに対して丁度良いタイミングで6四角と持ち駒の角を使って、
飛車をけん制したら、相手の飛車は1八に潜り込んだ。
手がないからこちらの守り駒でえいやっと攻めた。
守り駒で攻めてはいけないのは分かっているが、ついついやりたくなった。
守り駒で攻める場合は、おそらく一手のミスが致命的になる。
今回もそうであった。と金などを作っていたのだが、一手の不注意で飛車を活用させてしまった。
あれさえなければと思うのだが、それだけ危うい攻めをしていたという証拠である。
相手はレート770程度。


三局目は石田流。
ついに新構想の穴熊を試す時が来たかと少しだけうれしかった。
序盤かなり良かったのだが、(石田流を結構圧倒した)
つい調子に乗って覚えたての田楽刺しをやったのだが、田楽刺しは決まったは決まったのであるが、
龍で駒を抑えていたために、崩壊してしまった。
大きなミスで、もう少しじわじわと攻めるべきであったのだが、
攻め急いだという感じである。どちらかといえば私の方が優勢であったので、
焦って無理やり田楽刺しなどをする必要はなかったのにもかかわらず、妙なところで焦る。
相手はレート700程度。


一勝二敗で、レートも下がった。


なかなか700周辺から抜け出せないが、石田流に関してはやっつけるヒントを得た。
基本はあれでよし。ミスしなければ上手い具合に事が運ぶはず。
角換わりは正直よくわからない。