攻守の切り替え

レート800に行けるかもしれない、とか言いながら、
相変わらずレート700周辺をうろうろしている。
今日はレート850程度(7級)の陽動振り飛車と一戦交えたのだが、
ぼちぼち考えたのだが負けてしまった。


攻守の切り替えがうまくいっていない。
相手に手札(持ち駒)があるときに、いくら二枚飛車したってだめである。
合い駒されて終わりである。
そうではなくて、そういうときは適度に駒を使わせつつ、馬鹿みたいに攻めても駄目な時は、
すこし自重することが大切である。
相手の手駒を見て攻める癖をつけないとどうしようもない。


しかし、今日は序盤に時間を使いすぎて、後半に考える時間がなくなったのである。
もう少し終盤のことを考えつつ、やったほうがよいのかもしれない。
そして集中して読む癖もつけなければ。
やはり読まなければ始まらないように思う。
最近は気分で「早指し2」なんかでやっているが、あれでは全く読んでいない。
ほとんど勘である。ろくでもない勘だから上達しない。


なるべく集中して頭を回転させる癖をつけて、それからその力もつけないといけない。
とろーんと考えているのではなくて、きびきびと読んでいく。
あとはここは守るときなのか、そうでないのかという判断をするときに、
私は多少真面目に指しているときは、ネット将棋だから一人でしゃべりながら考えているのだが、
そのしゃべり方もゆっくり過ぎる。
楽しんで将棋をしているのは分かるのだが、あーでもない、こーでもない、とマイペースに楽しみながら
やっていても今のペースでは駄目である。
楽しむにしてもハイペースで判断を下し、そして読むべきところは読んでいくような訓練をする。
その中で楽しめるように癖をつけていく。


将棋は頭脳スポーツと言われているけれど、確かに最近そのように思い始めてきた。
勝つためにはやはり頭をフル回転させなければならない。
頭をぐるぐると回転させて、勝利をつかむべきである。
私などは「のんびり将棋」が信条であるのだが、どうやら今の「のんびり将棋」では勝てないらしい。
そういう今の自分から外れたやり方で、さらにはマイペースを崩すのは趣味に対する態度として
いかがなものだと思うが、将棋は頭脳鍛錬のために(頭の健康のために)
やり始めたというのも一つの理由であるため、やはり実行していこうと思う。
きびきびと判断を下し、読んでいく。そういうことをやりましょう。
でないとレート700を抜け出せない。


あとあまりにも抜け出せないので、積読状態であった渡辺氏の「四間飛車破り」についに自然に手が出た。
勝てないからなぁと思いつつ、やはり急戦編も取り寄せて読まなければと思う。
あとは羽生の頭脳で三間飛車中飛車横歩取り、角換わりなどをやはりさらおうと考え始めた。
ぐうたらな自分を趣味で揺さぶろう。
それも趣味の役割である。