学校へ行こうか行くまいか

休みだけど学校へ行こうかどうか迷っている。
今週は入試の都合で学校に入れない日が数日あるので、今のうちにやっておきたいシミュレーションがあるからだ。
生憎家ではシミュレーションソフトが動かないように仕組まれている。
今やっているシミュレーションを完璧に完成させるためにあと一日程度必要のように思う。
本当、どうしようか。
一応3月末までにやりたいことがもう一つあって、4月からはハードウェアに取り組みたいと思っているがどうなるか。
何にせよ、就職活動するまでに今やっている研究の売りを作らなければならないし、
ある程度研究を進めとかいないと(特に制御じゃなくてハードウェア自体)、
企業が何をしていて、自分の研究分野とどうかかわっているかも具体的なイメージが欠けてしまうであろう。
今の専門で何が良いといえば、産業と直結していることである。
基礎研究とは違うから、それがそのまま結びつくために、事業を具体的に把握できる点である。
もちろん専門分野の会社であればである。



実家に帰った時にこの本を買って今読んでいる。「集合知」って題名だけどはっきり言って関係あるのは最初だけで、
後のほうに出てくる内容のほうが面白い。
ウィーナーのサイバネティクスだとか、オートポイエーシス理論だとか、ブリゴジンの自己組織化だとか、
あとは複雑系の科学だとか、そういうものを紹介していく。
ポランニーの暗黙知とかも紹介していて、新し物好きの人は好きだと思う。
家にブリゴジンとかウィーナーもあるけど、そういえば積読状態になっているなぁ。
オートポイエーシスというのが面白くて人間は自律システムであり、さらに自律システムというのは階層があると。
人一人は自律システムであるけど、これが集団になると集団自体が自律システムになる。
その時、その社会という自律システムを構成する個々の人間は、自律システムではなくなるんだと。
私がいま研究室という場で、ぼちぼち働くようになったのは多分これで説明できると思った。
西垣氏の本は「デジタルナルシス」を前に読んだことがあるけど、結構新し物好きの私には面白い。


今日はお散歩をしながら、ネットラジオを聞いた。
「働いて忙しくしていたら憎しみが追い付いてきたりしない、余計なことを考えない」とあった。
一日中、人の悪口を言っている老婆というのはよくいるらしく、私もそう変わらないように思うけど、
確かに研究室に入ってぼちぼち動くようになってから、そこまで過去にとらわれないようになってきたのは本当かもしれない。
あとは陸上の侍ハードラーが言っていたけど、「失敗と成功のサイクルを短くすればよい」だとか、
「まずは実践があって基礎の必要性をしる」だとかなぜだか共感した。


今日は買い物に行って、酒を飲もうとここまで書いて決めた。
駄目人間じゃん(笑)


散歩していて思ったけど、来年の春までには車を買いたい。