●キビジ

田原氏とか東氏が出ている●キビジをニコ生で予約して視聴してみた。
メンツがおもしろそうであったからである。
東氏はこの間、芸術家と対談していたけど、地震以後「弱い人たち」とか「意気消沈した人たち」を
意識した発言をしているけど、最後は「意識の高い人たち」に押される格好で、番組がまとめられた。


「大衆はそこまで愚民ではない」とか、「活力ある人間が増えれば、そういう人間もついていくだろう」という、
「弱い人たち」からすればあまりに楽観的な話ではある。
それでも「努力はそこそこに」というお話も流行っているのは事実だし、私だってそれを聞いていると非常に心地よい。


あとは「大企業病」について話していたけど、「コンプライアンス」というのを連呼するもの「大企業病」の症状らしい。
組織が巨大になれば「管理」なんて言葉も連呼しなくてはいけなくなるし、
●ニーなんて、目新しい製品をしばらく出してなくて、新しいものを提案する会社であったはずの●ニーなんていうのは、
典型的な大企業病らしい。
何しろ大企業になると、「嫌な人間も受け入れなければならなくなる」らしく、管理が大変のようだ。
「仕事は本来楽しいものだ」と田原氏がいっていたけど、本当かしらねぇ。
私も楽しいと思える仕事を存分にしたいとは思うのだけど、はたしてどうなることか。


震災以後、商社を辞めて被災地で新しいビジネスを立ち上げた人間なんて言うのを紹介していたけど、
私にはまったく想像を絶する世界である。
願わくば、そういうパワフルな人間に感化されればよいけど。
あと「ソーシャルキャピタル」なんて言葉があるんだなぁ、「社会資本」。
確かに生きていくためには必要である。
私も多少はそういうのを意識して生活していこうとは思うけど、
「鼻息の荒い自己啓発臭」もすさまじいものがある。その中で生きていくのが大人なのかしら。
こういう番組を聞くと、本当にどうしたらよいのかわけわからなくなるなぁ。
旧態依然とした企業はやめておいた方がいいのかとも思ってしまう。


今日は特に何もしない一日であった。本当ななにかしなくちゃいけないのにね。