終盤

今日も一局将棋をした。
角換わりの将棋である。
相手は早繰り銀で、それに対してこちらは腰掛け銀で対応。


終盤、詰みを見つけて勝ったのだが、もしかしたら詰将棋のおかげかもしれないと思った。
相手は終盤にミスしたのだが、(結果的にそれが終局を速めた)
相手も自分の詰みが読めてなかったということである。
私ももちろんどうやったら積むか考えてはいたのだが。


多少終盤で駒損してようが、詰みまで持っていけば勝ちである。
そのために詰将棋をしている。
詰将棋は三手詰めをかれこれ50問程度は解いたが、そのよい影響が出ているのかもしれない。
この一冊が終わったら次のを買うつもりでもある。
パズルのようで解いていて楽しいから。


詰将棋効果が多少は出たのか。
今日も対局の前には数問詰将棋の問題を解いて臨んだ。
ウォーミングアップのつもりである。


それにしても今日はなかなかの集中力で指せた。
昨日は気が散っていた感じであったが、今日は盤面に集中できた。
将棋をしていて分かるのは、やはり集中力がない日というのは確実にあるということ。
毎日一定の集中力を発揮するということは、なかなかできない。
どうしても盤面に集中しようという気が起こらないで、気もそぞろの将棋をする。
詰まらないミスをしてどんどん崩れていく。
そういうことは結構あるなぁと思いつつ、戦型もそうだけど、終盤も大切だなぁと思った次第。
詰将棋の習慣は、買った本が私に丁度良い感じで、さらにすらすら解けるので、
それから得られる達成感というのを味わうことができる。
買った詰将棋の本は、おそらくかなり簡単な部類に入ると思うのだが、
それでも簡単な問題を徐々に難しくしていけばよい話で、入門としては丁度良い本であるし、
これを三周ほど解いた後に自分のレートがどこまで上がるか楽しみである。


相変わらず、相居飛車では角換わり、対振り飛車では穴熊である。
戦型研究もやらなければならないのだが、やっていない。
とりあえず詰将棋で、それで限界が来れば戦型研究。
おそらく詰将棋だけで、レート1000まではいけるかもしれない。
そして1000位で行き詰まりにであったら、次は戦型研究に移るつもりである。
上手くいくだろうか。


持ち時間15分の将棋でも、最後は秒に追われるために、その中で詰みを見つけなければならない。
秒に追われて一度詰みを逃せば、相手は息を吹き返し逆転勝ちというのもありえるし、
逆に自分が終盤強ければどんなに中盤でやられてようが勝つことができる。
それは秒読みの中で、すべてを行わなければならないわけで、
終盤力というのはそういう状況下でも詰みを見つけることができる力を指す。