悔しい負け

レート800代で将棋を指している。
勝ったり負けたりが続く。
しかし、そこまで連敗が不思議と続かないので、この辺のレートを維持している。


今日は悔しい負けがあった。
中飛車との一戦なのだが、中途半端に守りの発想が生まれて、詰みを逃してしまった。
あと一つ駒があれば詰んでいたのだが、馬鹿なことにそれを詰ませに行く前に守りに使ってしまうという
阿呆ぶり。
こういうことがあるととても悔しい。そして残念である。


おそらくもうすぐ7級昇級の機会が訪れるであろうが、こういう詰みを逃しているとまた負ける。
最後は結構長い詰将棋になって、おそらく今回逃したのは10数手詰みであろう。
しかし、さすがに10数手になると終盤は秒読みにも追われているわけで、なかなか厳しい状態になる。
序盤の棋書を読んだりするのも一つの練習方法だろうけれど、
詰将棋の本をトイレで解くほうが、今の私には良い影響を与えるように思う。


中飛車に対しては、中央を厚くして金銀で盛り上がる指し方と、銀を使って急戦に行く方法と、
それからあまりやらないが穴熊で対する方法があって、
相手に合わせて考えるのであるが、今日は銀で急戦に行く方法がやり辛かったので、
中央を厚くして金と銀で盛り上がる方法で相対したわけであるが、
序盤はそれなりだったし、中盤もぼちぼちだったのにも関わらず、終盤力がないために負けた。
こういう負け方が一番悔しい。
明らかにこちらの方が優位に立っているのにもかかわらず、終盤にまとめきれなくて負ける。
頭をかきむしりたくなるほどである。


中飛車に対して穴熊にしにくいのは私だけであろうか。
向こうからの角道が開いているからかもしれない。
あれをやられると穴熊に組みにくくて、急戦や中央に厚みを築く方法で相対するしかない。
一番は穴熊でやりたいのだが、どうにかならないかしら。
とはいっても急戦も時にはやるようにしないといけないから、それでもいいか。
私の終盤は、いままで穴熊に助けられていたのだろう。
だから急戦でいざ終盤となると、すごく苦労する。


でも今日のその中飛車のお相手は7級下位のレートであって、
随分と良い試合運びはできたから、まったく通用しないわけではないのが分かった。
7級昇級は近々だと自信を持っているのだが、今度は果たしてどこまでいけることだろうか。
とりあえずは6級までぼちぼち最高レートを更新していけるのではないかと考えているのだが、甘いだろうか。
6級の最低レートは950だから、そこまではなんとか行ける気がする。
昨日はレート900程度の相手に勝利を収めることもできたし、(向こうは酒にでも酔っていたのかもしれない)
950程度までは上がると勝手に予想しているのだが、
次の苦戦は6級周辺ではないかと思う。


何にしても、一局一局を丁寧に指して、そこからおかしい部分を修正し、
レートが上がらなくなれば、その周辺のレートを何度となく往復していけば、
そのうちにレートが上がるに違いない。
もちろんフォローとして、詰将棋を解くことと、何か棋書を読んだり、NHK杯を見たりしていれば、
そのうちに初段には到達できるはずである。
何年かかるだろうか。今年の後半は大学で将棋などできなくなるとは思うのだが・・・。
将棋は趣味として、のんびり構えて方が良いかしら。
とはいっても物事の上達の法則として、数ヶ月どっぷり対象に漬かる生活が出来たら
飛躍的な上達を得ることができるそうである。
これはスポーツでも、語学学習でも同じようである。
将棋もそのような類のものであると思う。
初段になるまで、どれくらい時間がかかるだろうか。一年、あるいは二年。
それとも案外一年かからなかったりして。
勉強量によるのは明らかだ。