実家に帰省、レート最大値更新

実家に帰省していてしばらくブログを更新できなかった。


久しぶりに祖母の家に行き、歓迎された。お小遣いも貰った。
私はもう本来なら働いている歳なのにもかかわらず、お小遣いをもらう。
わけがわからないことになっているなと思いつつ、貰う。


祖母の家に行った時の、祖母の出迎えの笑顔は、なんともいえないものであった。
この世の中で、私をこれほどまでに歓迎してくれる人間はいないだろう。
親族というものはこういうものなのかと実感した。
親族というものは、お互いを認め合い、支え合っていくのに必要なものなのだろう。
世の中の数多い人間の中で、お互いに歓迎し合い、支え合う数少ない人間として「親族」
というものがあるらしい。


そんなことは、歳をとって、世間というものは冷たいものだと気付くまで知らなかった。
家族とも大学についてのお互いの意見の折り合いは全く付かないが、
それ以外はぼちぼち上手くやった。
それが家族というものかと最近思う。
家族といえども他者であるのだから、「上手くやる」ということが必要である。
阿吽の呼吸で、無言のうちに分かりあうなどということもない。
そしてまた他者であるので、分かりあえないこともたくさんある。
分かりあえなかったり、話が通じなかったりするときに腹を立てても仕方がない。
家族ではない他者と同様に、家族とのコミュニケーションにも「我慢」というものが必要である。
多少イライラしたからといって、「家族との関係はすべて破綻」と自分の頭の中で決めつけてはいけない。
上手くいっている部分もあるし、分かりあえている部分もあるが、
部分的にうまくいっていないこともある。
そういう風に従えるのがやはりベストであろう。
全てを分かりあうということがコミュニケーションの最低値としたら、不満は募るばかりである。
家族といっても他者は他者である。
その辺、私の方も大人になろう。


そういえば将棋24のレートの最高値が更新された。
770程度でレートの更新が2011/3/20周辺より途絶えていたように思われる。
その間は、レート450から750の間を二往復くらいしただろう。
しかし、なぜか最近はレート700代の中で往復している状態である。
その状態でしばらくねばっていたら、レート790程度まで更新された。
その後、負けが込んで9級に陥落したのだが、レート750の壁は破壊したというよりも、
経験を積むことによって「溶けた」という感じである。
実際に、昔は「なんでも矢倉」だと思っていたのだが、
今では振り飛車には居飛車穴熊居飛車には角換わりや矢倉戦などと戦型が
かなり限定されるということを知っている。
まさに「将棋に慣れた」ということで、レート750の壁は融解したようである。
最近はレート800も難しくないと思っているし、到達するのは時間の問題であるとも考える。


しかし、大体この「低級をはっきり抜けて中級に定着する」状態になるには、
恐ろしくも2011/3/20から考えて今までかかったわけで、
少なくとも一か月と少しは、レート最大値の更新がなかったということである。
その間の随分レートは上下したのであるが、一か月で漸くレートが更新されるというのは
一体どういうことなのだろうか。
私の無能か、それとも「低級をはっきり抜けて中級に定着する」という状態と
低級との間には、確固とした差というものがある、ということなのだろうか。
なによりこの周辺でのレートの更新は、将棋の世界に浸透している「セオリー」の基礎を知ることができれば、
達成されるように思う。
これでまたしばらくレートが上昇すると思うのだが、今度はどこで止まるかである。


次にレートの更新の滞る地点も同様に、どのように乗り越えることができたかというのを書いていこうと思う。