うろちょろ(レート750周辺)

せっかく書いていたのに記事がすべて消えてしまった。
ブログを書いているとまれにこういうことがあるから困る。


最近はレート750周辺でうろちょろしている。
レート750周辺に以前の私は厚い壁があると思っていたのだが、
今回はこの周辺でぼちぼちの勝負を繰り広げて、勝ったり負けたりを続けている。
だからこの周辺で上下しているのである。


厚い壁を感じていた頃は、なぜそれを感じたかといえば、今から思えば次のとおりである。
まずは矢倉しかろくに知らなかった。
振り飛車で、端玉銀冠をやっていたが端攻めに弱いので、そこを突かれてやられていた。
穴熊のほうがやはり勝率がよいと思われるのだが、穴熊の使い方がよくわからなかった。
いまも穴熊の使い方はよくわからないのだが、あの頃よりは分かっている。


とにかく攻めるよりも守りにシフトを置いているということもあるかもしれない。
攻めるのは正直難しい。
例えば角換わりになって同型になった時は、先に手を出して攻撃を失敗すれば間違いなく負ける。
攻めるなら攻めきる位の気持ちでなければならない。
それができないなら攻めてもやられるだけである。
その辺のでしゃばらない感覚はついてきたが、つまらない将棋である。


レート750周辺はまれに強い人間と出会う。
レート四ケタのところから転がり落ちてきた人間などは強い。
でも7割は私と同じような冴えない将棋しかできない人間である。
この辺にいる人間は何かを待っている。自分の得意戦法といえるものがないかとそれを探している。
私が手がないと待っていると同じように手がないと向こうも思っているのが分かる。
ただ、石田流と中飛車だけは私と気持ちが通じ合わないようで、どんどん攻めてきて潰される。


石田流に対しては新たな対策をいま考えていて、次で実行するつもりである。
4六に歩を突いて4七に銀を進出させて、対石田流をしていたが、
(これで石田流が得意の嵌め手、角での王手飛車を阻止でき安心できる)
これはやめて銀は4二の地点に待機、相手が3六歩と突いて来たら
こちらはじっと待ち歩を取らせて銀を上がるつもり。
突いてこなかったら、5六歩とついてそこから銀を進出させ角と銀で相手の3筋の歩を取り上げようか
と考えているが果てしてどうなるだろう。
そうやってあとはやはり穴熊でなんとかならないかと思っている。


中飛車にはなんとかこちらから急戦で応戦できないかと思っていて、プロの棋譜を探そうか。
渡辺氏がやった急戦が有名らしいがどこにあるのか。
最近でーたべーすに繋がらないことが多い。