急戦四間飛車、角換わり

急戦四間飛車と角換わりの二局をこなした。
それぞれがぼちぼちの出来であった。
酒を飲んでいないのが良いのかもしれない。
一人目はレート550程度。もう一人目はレート750程度。
レート800と角換わりをこなしたが、なんだか調子が出ないで敗退した。


急戦四間飛車というのは、こちらが穴熊を組む前に動いてくる。
特に銀のハッチを締める瞬間をねらって、相手の守り駒であるはずの桂馬がこちらが先手であれば
八筋に、こちらが後手であれば二筋に飛んできて、自陣で穴熊を汲もうとする角を強襲する。
こちらとしては相手にしつつ、どうしても相手角の位置を動かしたくないだろうなぁというところで、
飛車先の歩を突き捨てておき、準備をする。
後はこちらの穴熊銀と金程度にして、残りの二つか三つの金銀と歩、それから角でどんちゃんやり
競り勝てば勝てるし、競り負ければ負ける。
ただ突き捨ては飛車先の突き捨ては後々効いてくるから突き捨てておかないといけない。


角換わりは、レート800には惨敗であった。
歯が立たないというよりも準備もなく位を取ったためである。
レートが高いと位を取って角の打ち込みを作り、優位に立ちたいという気持ちが強くなるが、
そこで焦ってはいけない。
位を取るなら準備をしてからである。桂馬が跳ねる準備がないと駄目である。
それから端歩を突き負けたりで(基本角換わりで端歩は突き負けたら良くないだろう)
ミスをしまくって負けた。
もう一局レート750程度の相手とやったが、
相手は升田定跡のような構えをしていたが、それによって金銀二枚の守り駒になっていた。
こちらは金銀4枚の守り駒という布陣をしき、
堅い守りで右四間のカウンターをやったら見事詰んだ。


レート750の人々とは最近はあまり手合わせしていないが、恐れる必要はない。
私もかつてあの辺のレートだったことはあるし、その時の自分は今の自分よりもはるかに無知だからだ。
「角換わり」などという言葉も知らないし、穴熊も今よりもろくに組めないからである。
そのうちまた8級周辺に行くと思うが、問題はレート800からだろう。
でもレート800程度ならいけると思う。
レート450から750の間を数回行き来したが、その上下する間に考えることはある。
そして実際に変えたものもある。例えば中飛車への対応だとか、石田流への対応も変える予定。
それから角換わりはプロの棋譜を漁って、良さそうなものをいろいろ見てみたし・・・。


出会う可能性のある将棋は、対振り飛車と角換わり、矢倉、横歩取りであるが、
少なくとも対振り飛車と角換わりだけは、少しだけ変化がみられる。
矢倉は変化なし(矢倉にされたら雁木)、横歩取りは指せない、分からない。
今のこの状態でどこまで上がることができるかといえば、7級まで上手くやればいけるような気がする。
あとは石田流に対して穴熊できちんと対処できるようになれば、7級は見えてくるはずである。


角換わりの将棋も急戦四間飛車の将棋もNHK杯でみた。
特に急戦四間飛車は深浦氏のNHK杯をみて、似たような駒の配置になり、
ぼちぼち対処できた。
四間飛車の早い桂馬の跳ねからああいう状況になるのか、多少予習できていた状態だったのがよかった。
もっと経験を積めば、昇級できるはずである。そろそろだろう。
レートは600を回復。