中飛車に居飛車穴熊で対抗

中飛車をやられるといやなのだが、今日は居飛車穴熊で対抗してみて、
結果は負けたが、結構粘れるのだと思った。
相手はレート的には格上の過少である。
レート500程度の人間ばかり倒して、レート800とか築き上げている。
レート500をいくら倒したってレートは2しか上がらないのであるが、
それをコツコツやって、レート800まで持っていくのはある意味見上げたものである。


そういう過少が挑戦してきて、負けてしまった。
一度目は普通に負けた。
二度目はふと思いついてミレニアム囲いでもしたらどうかと思って、
ミレニアムをする。かなり中盤までは善戦する。
三度目はもっと堅いほうがよいのかと思い穴熊に組む。
あと一手穴熊をきっちり組んでから攻めれば勝てなくもなかったかもしれないと思いつつ、
中飛車穴熊って結構効くのだなと思った。
なぜか中飛車には穴熊をする気にはなれず、(というより穴熊で指すセンスがない)
中飛車相手に連敗を繰り返してレートを下げまくっていたのだが、
むしろ中飛車にこそ穴熊でいいんではないかと思い始めた。
四間飛車には端玉銀冠で対応しているが、これも端攻めがなかなかひどい。
四間飛車にも三間飛車にも全て穴熊で対応してやろうかしらと思えるようになった。
なんというか、序盤は捌きの部分で多少おされぎみにはなるが、頑張ってそこさえ乗り切れば、
勝ちが結構見えてくる感じである。
穴熊には独特のねばり方があるようで、今日はなんとか詰ませないようにずっとねばったが、
ほんの少しだけ、こうやって穴熊で粘ればよいのかと(千日手を狙う感じ?)
その感じがほんわかと分かった。
しかし、穴熊も端攻めされると辛いなぁ。
端玉銀冠もそうだが、端攻めがあれほどまでに辛いとは思わなかった。
今度逆に振り飛車穴熊されたらそうしようかしら。
とはいっても私は四間飛車には端玉銀冠だから、それこそ自殺行為である。


負けはしたが、穴熊を見直すことになって、積読してある渡辺氏の棋書を読もうと思った。