深夜の8級昇進

深夜に8級昇進する。
こんな真夜中に将棋指している24歳大学生というのもおかしいものである。
レート800点台、つまり8級の人間と三局やって8級昇進を決める。


まずは第一局。
石田流をしてくる。あっさり負ける。
もう一度同じ相手に挑戦する。ぼちぼち渡り合い相手投了。


三局目は、訳の分からない8級。
酒にでも酔っているのか、いきなり飛車をこちらがとり投了。
内容的には結構最悪なもので、二番目に勝ったのがまぁぼちぼちの内容だったかというところ。


ということで、9級昇進は昨日だったか、今日は8級昇進。
レート800とかいままで400程度をうろついていたのでビビるわけだが、やってみれば普通の人間である。
ポカもうつし、多少難しくなったら負ける。
というより深夜という時間帯はあまり強い人がいなくて、昇進しやすいのかもしれない。
まぁなんにしても昇進は、昇進である。
ぼちぼち強かったし。


現在のレートは750。
次は7級が目標である。なんだかすんなりいきそうである。
しかし、喫緊の課題として矢倉戦の強化は求められていると思う。
結構な確率で矢倉になるので、そこはなんとか良い勝率にしたい。
そのためには「矢倉の急所」という森内氏の棋書を読むべきである。
積読状態になって久しい。


今日は佐藤氏と中井氏の過去のNHK杯の一局をみる。
女流の中井氏と羽生世代の一局ということで、女流がどこまで羽生世代に食いつけるのかと
興味津津でみたのだが、内容はものすごい熱戦である。
最後は佐藤氏の「Z」(駒が何枚あっても詰まない)が炸裂し、
そのまま佐藤氏が押し切った。
解説者もかなり興奮していたし、将棋ってこんなに楽しいものかと思った。
内容は矢倉戦である。