将棋日記

今日は朝からNHKの将棋を見て、布団にもぐりながら見たから途中で眠ってしまったが、
昼からぼちぼち寝床からでて、将棋を4局指す。


一局目は三間飛車で、互いに角道を開けあったところ、桂馬で受けるという嵌め手をされた。
それから相手の嵌め手にかかってしまい、いいところなく負けた。
石田流ぽいやつで、どこかの本から齧ってきたようなやり方だった。
今思い出しても、なんというかむかむかする指し方で、
多分リアルで相対して打っていたら横っ面を張り倒しかねない奴だった。
それだけ指し方が糞生意気だし、いらいらきた。
そもそもこちらの角に対して、桂馬で受けるというのが生意気すぎてあまりに人をなめている。
それで負けたのだから、仕方がない。
相手は9級。


二局目は矢倉戦。
相手は強そうだなぁという感じで、ばたばたしてたら、銀が上がってこられて、
こっちが戸惑いつつ急襲に出たところを、上手くいなされて入玉された。
もう無理だと投了。
相手は9級。


三局目も矢倉戦。
無謀にも向こうが守り駒の金を使って攻めてきたので、
普通にカウンター。
舐められている。向こうの方が確かに力はありそうだが・・・。
相手は9級。


四局目は対中飛車
丸山氏がやっていたように守る。
ぼちぼち守れて、ぼちぼち攻めた。
守り方にドキドキするような隙を見せざるを得なかったし、
攻め方にもドキドキするような隙を見せていたが勝った。
相手は9級。
最後は相手が急襲に出て、こちらはあと一手で詰むというところまで行かされたが、
こちらが上手く詰将棋を解いて勝ち。
最後の詰将棋は3手詰め、最後まで行くなら5手詰め程度だったが、
なかなか頭が回転しないで、3分程度考えた。
持ち時間15分で、終盤に考えるのだからかなりギリギリになる。
こういうときに詰将棋をしておくと、簡単に勝てるのだろうが、
私の家には詰将棋の本の類は一切ない。
詰将棋を解くのは6級を越えたところで、初段を本格的に目指そうというところで使う予定。


ということで2勝2敗とレートは変わらず。
あと一勝すればレートが700程度になり、もう少し上げれば8級になれそうなのだが、
そうはいっても今日の勝率が五割ということは、
今の級が私にあっているということなのかもしれない。
今日は最初に二連敗してあわや10級転落か、というところまで行った。
しかし最後に二連勝して、レート変わらず・・・。
9級と12級とか11級の人間を比べると、やはり少し違う。
というのは、感想戦をしてきたりする。
感想戦してきたら応じるのだが、いかんせん再び駒を動かす機能などないために、
それほど良い感想戦ができるわけでもない。
あとは我流戦法というのがそれほどないような気がする。
どこかの本に書いてあったのだろうなぁ、というような戦法が続出する。
しかし、間違わないわけではなくて、互いに間違う。
良い将棋ができるかと思えば、悪い将棋にも結構なる。
しかし11級では、大抵泥仕合だったし、ひどい将棋だったが、多少将棋っぽくなる。
それが9級のように思う。
あとは、相手に対して「恐れ」というのが互いにある気がする。
なんというかレートを守りだす、というか。
確かに10級の下層に落ちると、将棋の質が格段と下がる。緊張感もなくなる。うんざりする。
そういうのがあるから、初めて9級に来た人などは慎重になるのだろう。
私も新参者の9級だから気持ちはわかるが・・・。
対局数も減ったし。お互い「勝とう」という気持ちが強くなっている感じで、
だからこそ、一局打つと結構精神的に疲れるわけです。


追記。
再び一局指してレートが700到達。
矢倉戦。相手が原始棒銀で暴れまくる。
もうひぃひぃ言いながら耐えて、カウンター。
攻めをつなげるのが上手ですね。
というかあれだけ暴れられて守備中心の将棋だと勝っても勝った気がしない。


あと3回ほど勝てば8級到達するが、なんだか辛くなってきた。
特に相矢倉戦はこちらが大して攻めのレパートリーがないので、(ゼロに等しい)
適当に守ったり、適当に攻めたりしていて、まぁそりゃあ細々とした勝ち方になる。
負ける時は結構大胆である。
この「なんかもう限界」的な感じは、10級でレート600にどうしても到達できなかった時の感じと
似ていてすこしやばく感じる。
また勉強しないといけないのか。とはいってもだらだら将棋指すより棋書読んだ方がよいに決まっているけど。