将棋日記、生活を変えようという提案

今日は4勝3敗という結果である。
石田流してきた人間が二人いて、こっちは石田流の弱点といわれる棒金で挑んだが、
どちらも序盤までは押しているのだが、中盤で私が下手をこいて
じりじりとやられた。
石田流やられるのが本当に嫌いである。そもそもあの駒組みが憎たらしい。


それでレートの方は、今日も9級には行けなかった。
あと3プラスしたら9級であるが、なんだか次やると負けそうなのでやらなかった。
他は相掛かりを二戦くらいしたか。
相掛かりというのは、互いにお馬鹿同士だと、それはもう茶番劇のようになるのである。
相掛かりは単純なようで、小学生でもあのような状態になりそうであるが、
しかし、角交換をしていたら隙を見せてはいけない。
私などは下手に攻撃的だから、やられそうになるのだが、
相手は9級か10級といったところの人間だから、案外やられなかったりするのである。


もう本当に無理攻めばかりして、こりゃ負けたと思っても、案外相手が終盤に見吸って
逆転するという相掛かり戦があって、
それで今日は勝ちを拾った感じである。
勝ったのではなくて、勝ちを拾ったというニュアンスが正しい。
とにかく今日も阿呆だなぁと思う将棋しか打てなかった。


10級だとか9級だとか騒ぐ前に、もう少し棋力の底上げというのをしなければじり貧である。
仮に9級になったとしても、10級と9級を行ったり来たりを繰り返すに違いない。
そうではなくて、もっとガツンと実力をつけることを望む。


それから今日は相矢倉でも負けた。端攻めをしたが私が阿呆だったために遅すぎた。
相矢倉にしても相掛かりにしても、もうちょっと勉強しないと、
多少強い人間が来たら勝てないだろう。
「矢倉をマスター」という本を今月の前半に読んだが、あの矢倉という基礎的な戦法から、
将棋の基礎の基礎を学べたのは大きい。
攻め駒と守り駒の交換はワンポイントである、というようなことはとても生きている。
あの本を読んでいなかったら、いまだに11級だとか12級だとかをうろうろしていただろうが、
とはいっても9級10級11級といったところで、まったくレベルが違うわけでもない。
ただ、一か月ほど前の私が将棋24で将棋を始めた頃の自分よりは今の私の方が強いと思う。
それだけは確かである。


矢倉で負けると非常に悔しい。というのは、矢倉って地の強さというのが出るように思う。
米長氏が「将棋の純文学」といっていたように、ともに矢倉に囲って、負けるというのはとても悔しい。
将棋24を始めた一か月前より、自分の将棋に嫌悪感を抱くのはどうしてだろう。
どうしてこんなに頭が悪いのか、最近そう思うことが多い。
一か月前はそんなことを思わなかった。それは私が少しだけ将棋を見る目が肥えたということだろう。
だから自分の将棋にものすごい嫌悪感を抱く。
自分が納得するには、やはりもう少し棋書を読まないといけないし、でなければどうにもならないだろう。
レートを上げるというよりも、実力の底上げというのをしないとどうしようもない。
しかし棋書を読むのが嫌だという不精者の自分がいて、とはいってもこのままダラダラ将棋打っていても
頭打ちだろうから、次からきちんと棋書を読んで、一日一局か二局かというところにした方がよろしい。
馬鹿な将棋を何遍打っても馬鹿である。
馬鹿を治すには、棋書を読んで知識を譲ってもらうしかない。
ダラダラ一局指すのと、棋書を読むのは、後者の方がはるかに疲れる。
しかし、その方が上達ははやい。


しかし、居飛車で行くなら、学ぶことが多い。
振り飛車戦法、相矢倉、相掛かり、これらは頻出問題といっても過言ではない。
ただ頻出問題が分かっただけでも成果である。
一か月前は戦法の名前さえ碌に分からなかったために、頻出問題が何かということさえ分からなかった。
振り飛車戦法の棋書はアマゾンで注文して積読状態。
森内氏の「矢倉の急所」も最初の数ページだけ見て積読状態。
ないのは相掛かり戦法の棋書だが、どうせすぐに読まないだろうから後にとっておこう。
しかし相掛かり戦法は、居飛車で指すならかなりの頻出問題だから、一冊は読んでおかないとこの先厳しい。


振り飛車、相掛かり、相矢倉とマスターしたら、どこまでレートを上げることができるだろう。
そもそも私もそうだったが、10級以下というのは、あまり戦法の名前とか知らなかったりするのではないか。
だからどの棋書を買えばよいかも分からない状態なのではないか。
そこから居飛車で指すならそれぞれをマスターしたところで、一体次はどのレートで頭打ちがくるのか。
案外6級くらいまでは安泰なのではないかと思う。
三つ勉強しないとなぁ。




今日は朝から鼻水と咳が止まらない。
咳をすると、背中の筋肉が痛い。なんというか筋肉が咳をするときに暴走して、
すごく力が入ってしまうわけだが、それがすごく痛い。
それで身体がすごくだるい。
多分、あまり精神的に豊かな生活をしていないというのがあると思う。
部屋をいい加減掃除しなければならないが、今日はいやだ今日はいやだと怠惰な生活をしている。
それから勉学の方であるが、まったくもって進んでいない。


留年生活というのが、何年にもわたっていて、それが私の怠惰に拍車をかけているように思う。
このままではいけない、どこかで自分を変えるきっかけを作らないといけない。
生活だけでも真面目にしたほうがよろしいように思う。
精神的にも貧しい生活をしているように思う。
そもそも部屋が凄く汚いし。
また勉強始めないとねぇ、いつまでも将棋で現実逃避していても良くならない。
そもそもその将棋自体が、堕落将棋だと自分で確信して、空しくなってきたために、
なんだか精神的にもあまりよい状態ではないと思う。


この自分自身の人生の行き詰まりというのがあって、その状況のなかでもう何年もだらだらと過ごしているが、
しかし、そのように生きるのはいい加減限界がある。
どこかで自分を追い詰めて、違う方向にもっていかないと、どうしようもなくなる時が来る。