将棋日記

相変わらず阿呆な将棋を指している。
最近プロの将棋を見る機会が多いので、目だけ肥えているのかもしれないが、
自分がいざ将棋24で将棋をうつと、げんなりするような馬鹿さ加減の将棋である。
正直、「美しい」だとかそういう言葉はまったく当てはまらない類のものである。


今日も将棋24で5局程度さした。
一局目は相手が四間飛車だったので、こちらは端玉銀冠。
序盤の捌きは上手くいったが、私が勝負を焦り詰めには至らない。
そして逆転負けをくらう。
二局目は、こちらが右三間で急戦をしかけた。
昨日飛車袖の筋で、指していて気持ちの良い将棋が打てたからそれを実行しようとした。
しかし、全然うまくいかないで、返り討ちにあう。
もう一度飛車袖からの攻撃を成功させたくて、三局目。
まったく上手くいかないぐだぐだの将棋になり、かろうじて勝利。


後の最後の二局は、中飛車野郎が現れて、
一局目はもう本当にぐだぐだvs中飛車で、もう無理やり攻めた。
相手はなんでこんなに弱いのに10級なのかなぁ、と思うほど頭が回っていなくて助かった。
私の好手が一手炸裂したのもあり勝利。
それからもう一人中飛車野郎が現れて、私は馬鹿なので5筋の歩の交換を許し、崩壊。
丸山氏の棋譜を参考に中飛車対策はしていたのだが、表だけ真似しているから
五筋の歩の交換を許すなどというお馬鹿をする。
でも最後まで粘りに粘って、泥仕合にして逆転勝ち。


ということで、今日は3勝2敗であった。
ああいう堕落将棋をうっているよりも、棋書でも読み進めた方がはるかにレベルがアップすると思われる。
正直今日は馬鹿みたいな将棋しか打っていないし、レートは多少上げたが、
9級になるまでにはいかないで、足踏みである。
しかし、レート600は板についてきたようで、安定している。
9級昇進はもうすぐ実現するとは思うが、10級や9級というのは指していても
ポカをしまくるし、全体的にお馬鹿なオーラを発しまくりの将棋である。
この10級でぼやぼやし始めて、うすうすお馬鹿だなぁと気づいてはいたのだが、
最近はプロの将棋を観戦する機会もあってか、自己嫌悪がはなはだしいのである。
なんでこんなお馬鹿な将棋しかうてないの、と思いながら将棋を指す。
そういう「記憶にも何にも残らない将棋」を指して、だらだらとレートを上げるより、
棋書を読んで感心していたほうが、はるかに将棋の実力はアップするのだが、
不精なことに最近は棋書を昨日数ページ読んだだけである。


今日は、先崎氏と森内氏の相矢倉の一局を鑑賞した。
森内氏は序盤で変わった角の動かし方をした。最近の相矢倉の定跡から飛車先不突きを
上手く利用した角の動かし方であって、こういうオプションがあるから
飛車先不突きという定跡が発達したのかと思うと、「矢倉をマスター」で
飛車先不突きを勉強したので感慨深いものがあった。


矢倉で雀刺しを先崎氏は狙っていたが、雀刺しは勢いがない。
矢倉で雀刺しはあまりよい結果をもたらさないのだろう。