おしくも9級昇進成らず・・・

今日は将棋の方が調子よくて、レートがポンポンと上がった。
550からなにやら上がらなかったのだが、「居飛車党」と宣言したのがよろしかったらしい。
相手が振ってくれば、こっちは端玉銀冠。
相手が居飛車できたら、大抵は相掛かり。
相手が中飛車できたら、丸山氏がやっていたように駒組みをして中央を固め、
一方で相手を棒銀で攻める。


なんというか大雑把な方針というものが決まってきていて、だから変なことをしない。
少し前だが、「居飛車穴熊」という言葉をしって、なんでもかんでも居飛車穴熊を組めばよい、
と勘違いしていた。(お馬鹿だねぇ)
相手が居飛車なのにもかかわらず、無理やり居飛車穴熊を組もうとして、
それで急戦で来られて崩壊する、という一局があったりで、無知がレートの降下に拍車をかけていた。
しかし、そんな馬鹿なことをやらなくなって、(多少は将棋の世界を知ったのだろう)
ここにきてレートが上がり始めた。
今日は550程度だったのが、650目前まで上がった。
9級クラスの人間と最後は闘って、なかなか勝てないのだが、私の方が終始押していた。
あとは最後の詰めのところで、逃がしてしまった。
相手は私のミスを狙っていた。
しかし、序盤では圧倒的に私であった。
私が彼らに対してした将棋は「勝ちを取りに行く」という将棋であり、彼らがやっていたのは、
「勝ちがもしかしたら降りてくるかもね」という将棋であった。
私は後者の将棋は大嫌いなので、この気持ちのまま、ミスを待つ将棋をする人間に勝てるようになればよい。
正直9級といってもそれほど強くなかったと思う。
すんごく賢くて勝てない、というよりもなんだか無難に指す感じ。
無難の中にお馬鹿があって、なんだかイライラする。
将棋24で9級といったら、まだまだ将棋なんぞなにもわかっていない赤ん坊と同様なのだろう。
今日将棋をしていて、相手と自分を見ながら、互いにお馬鹿だなぁと感じたのである。


いろいろ将棋24の感想ブログなどを読んでいて、「10級には壁がある」といわれていた。
おそらく10級の壁というのは、ネットに無料で掲載されているプロの棋譜をみたり、
居飛車党がどうだ、振り飛車党がどうだ、という基礎知識というのを積み上げれば、
脱出できる壁なのであろうと思う。
逆に、プロの棋譜を調べもしないし、ただ闇雲に打っているだけなら、この壁に阻まれることだろう。
基礎の基礎をしっていれば、多分10級の壁を超えることは可能である。
10級に一か月ほどいたが、将棋に多少詳しくなったし、(プロ棋士の名前が言えるくらい)
その壁が今になってぽろぽろと崩壊しだしているのはわかるが、
何にせよ知識を積み重ねなければならない。
そうしたら一体どれくらいまでいけるのだろう。




今日は昼に行きつけの定食屋で「鳥の照り焼き定食」を食べる。
いつもおいしいのだが、今日はなんだか焦げていた。
なんだか作りが粗悪だったので、非常に残念であった。
食堂の中で大島氏の「シュート」を読む。
サッカー漫画が充実している食堂で、「キャプテン翼」は全巻読んだ。
キャプテン翼といい、シュートといい、サッカー漫画というのはなんと単純で気分が晴れるのだろうか。
意地悪な人間は出てこないし、みんな溌溂としているので、読んでいて気持ちが晴れるのである。
出てくる登場人物たちは、みんな仲が良いし・・・。


「蒼き伝説」編やトシが中学生編は、昔漫画を買っていて読んでいたのだが、
久保氏が存命のころのシュートは全然読んでいないのである。
大島氏はまたサッカー漫画書いてくれないかなぁ、大好きなんだけど。


その後学校の図書館に行き、読んでもいない借りていた本を返す。
どうやらいま図書館が工事中で使用できないらしい。借りようと思っていた本が借りれなかった。
そして大学のベンチにいつぞや見た猫がいた。
白いシャムなのだが、首輪をつけていないノラである。
目は綺麗な青色をしていて、人に慣れている。
しばらくその猫をなでなでして、コウバコ座りしていたから、手の間に手を突っ込んで、
コウバコ座りしている猫が抱えているという「幸せの種」を探ってみた。
当然見つからないわけだけど、コウバコしている猫の手の間というのは非常に暖かいのである。
春一番が吹くこの頃だが、元気に過ごしてほしいものである。