ツノ銀

将棋24で棒銀ではレベルが上がるにつれて勝てなくなってきたので、
中飛車で何かできることがないかといろいろ調べたところ、
「ツノ銀」というものに行きついた。
ただ、ネットで調べて当たっただけなのであるが。


私が中飛車が好きなのは、攻めと守りを一体化しているからである。
攻めにもすぐに転じられるし、一方で守備も抜群である。
特に飛車を最後列に引くことによって、最後列で相手の角がなったりできないし、
最後列はスカスカにしておき、飛車の可動性というのを保っているために、
いつでも飛車を守備の応援に向けることができるというのが利点だと思う。


私は中飛車の陣形を勝手にやりながら考えていたのだが、
私の自己流の中飛車では限界があったのだろう。
ここ数日将棋24をしているから、中飛車の陣形を経験的に整えていったのだが、
ツノ銀の紹介ページを見て、数学の答えでも見てしまったかのようなものであった。
ツノ銀をしてからかなり連勝が続いた。


ツノ銀のミソは受けにあると思う。その攻撃ではなく受けである。
守備力がなかなか高い。
だから相手を上手くやれば寄せ付けないことができる。


レートも500程度まで上がってきた。
11級で安定はしている。それは「ツノ銀」を採用してからである。
これでレート600程度は見えることだろう。つまり10級は見えてきた。
しかし、この先が難しそうである。ネットににわか知識ではそろそろ限界かな。
なにか本に当たったほうがよいかもしれないと思いつつ、
結構まとまったサイトがあるのでそれを見ている。


http://tsuka000jp.web.infoseek.co.jp/index.html
今回「ツノ銀」のために参考にしたのがここのサイト。
中飛車研究所。


しかし、相手が穴熊でこちらがツノ銀で行った時に、
左サイドに相手の角が侵入し、そこから崩された。
金の位置を少し工夫したら、平衡状態を維持できたはずである。
向こうは攻める駒が少ない分、あそこで見すらなければこちらに分があった。


後は石田流との相性であるが、私が操るツノ銀とはあまりよくない。
何にしてもvs向こうの戦型との愛称というのも考えていかないと、
10級からの脱出は厳しいことであろう。
初段はまだまだ遠く先に感じる。
一応目標は初段である。