いろいろやなぁ

ここ最近、ずっとホテル生活を送っている。
いろいろ事情があるのである。
いまは、仕方なしにとあるネカフェにてこの文章を書いている。
どうもキーボードがぼろくてとてもタイプしづらい。


いろいろなことがあった。まずは卒業旅行というものに顔を出してみた。
あまり面白い感じでもなかったねぇ。
そもそも周りは私より年が下で、学校のいい子ちゃんたちだから、お酒も温泉も好きじゃないくせに旅館などを背伸びして予約してしまう。
彼らの経験のなさからくる旅行計画の失敗に、なんで私まで巻き込まれないといけないのかわからんかった。
話すこともつまんないし、でもこういうつまらない奴らが、少なくとも私が在籍するランクの大学内では快適に就職までいくんですね。
退屈に耐える能力も才能なんだろうねぇ。


それで、もう一つの旅行にも顔を出した。
これはどなたかの結婚旅行である。
やたら私に参加を進めている人がいたが、他者の欲望というのを私に植え付けさせたかったからだろうねぇ。
そういうのはよく感じたねぇ。
ただ、あまり新郎さんとはなかよくなれなかった。向こうも私みたいなタイプはあまり好きじゃない様である。


しかし、その旅行に際して、南方へ出かけたが、楽園ですね。
私に植え付けたかった欲望って、たぶん結婚して家庭を持つことだったと思うけど、脱サラしてダイビングのインストラクタとかしてる人を見て欲望に感染しそうになるから、危ういものである。たぶん趣味でやってるのが一番楽しいのだろうけど、憧れるんだよねぇ。
あの、かんかんに照っている南の島で、陽気にインストラクタするのってさぁ、じめじめした日本の気候の中で陰湿にエンジニアなんかしているよりも楽しいだろうなぁって。
でもそういうのも選択肢として考えていないとなぁ。


グローバル化ってあまりいいように言わない人いるけど、達者な日本語と貧弱な英語と、なにかコンテンツを足して、場所性に恵まれたらさぁ、快適に生きることができたりするんだろうねぇ。でもこれは南国で考えた事なので、楽観がとてつもなく効いているのだろうけどさぁ。


それから、履歴書のプラスがかさんでる知人が、多くの内定を持っている学生がのんびり旅行でもしているこの3月に内定取り消しになったようだ。
私よりも性格に難があるため、そういうことも不思議ではないが、この世の中はどうにかなるように思えて、どうにもならないんだなぁ。
そんなことを思った。


とりあえず私は3年務めるのを目標にがんばろう。定期的に南国に行く旅行計画を立て、リフレッシュも怠らないようにね。


しかしあれだよねぇ、結婚式でいくつかの家族を見て思うのは、「根拠のない自信」というのを与えてくれる母親ってのは偉大だねぇ。
逆に「根拠のない自信」を自己愛の維持を優先するがために、子どもから刈り取る母親ってのもいるんだよねぇ。
その差ってかなりでかいし、人生を左右するんだけど、自分は冷徹に分析していると思ってるから、たちが悪いんだよねぇ、そういう類の人って。


いろいろあったが、入社までの残りの余生をどう過ごそうかと思ったり。
でも入社してからのんびりしてたら、私など経歴上クビのお声がすぐかかるだろうなぁ。
ちょっと数年は、ただただ仕事のことを考えねばなるまい。