いろいろあって最近は落ち込む,もう今年も終わりか

最近はいろいろあったが,どちらかといいうと落ち込むことが多い.
今年はいろいろあったなぁ.主に大学関連で.


研究で出された課題がとても難しかったり,他の人間の,それも学部の研究について聞いたら,
そのレベルの高さに舌を巻いたり.
そいつの指導担当の博/士/課/程とボスが強烈に下支えしているという噂.
かなり世渡りがうまいのは周り見ていてもわかる.気に入られているのだろう.
周りは「テーマがいい」といっているけど,テーマに恵まれるのも,周りにいる人間に恵まれるのも,
これまたうまい具合に,周りを見ながら判断しなければならないわけで.
社会にでてうまくやっていくのは,事実こういうやつだろう.
狸みたいなやつだが,そういう人がうまくいくのは今まで嫌というほど見たからどうも思わない.
この業界じゃあよくある出来事.
ただ,それだけである.


私といえば,最近はよくわからない課題と格闘して,ぼろが出始めている.
あれをやっつけるのは,難しいと思うけどなぁ.発表もぼろぼろであった.


その後,飲み会あって,リ/ア/充/話がすさまじかった.
・・・なんかリ/ア/充の集まる机に座ったらしい.皆青春しているなぁ,私に青春あったっけ?(笑)
高校の時なんてずぶずぶの孤独だったし,大学はましになったといえど,リ/ア/充ではない.


んで,その日は,なんだか自分の人生を振り返ってとても寂しい気持ちになった.
今日といえば,一人で珍しく街中へお出かけした.
随分な旅費をかけて,ちょっと個人的な忘年会へ.
その先でもなんだか寂しいと思うことがやはりあった.


電車で帰る途中,自分の人生がどうしようもなく,世間が理想とするそれから離れている,ということを思った.
夜寂しい駅のホームで確信した.
年末であわただしく人が行きかい,中には仲のよさそうな若い男女の姿もある.
その中を一人で歩いている.
老夫婦も目に付いた.
おそろいの登山具みたいなのを着て,仲睦まじく話している.
・・・若い時に出会って,気が合っていまにいたるのかなぁ,と想像した.
そんな風景見ていると,随分圧倒的な孤独を感じた.


あの頃に戻れれば,とかよく人生のやり直しを願うこともあるけど,
私の場合,根本的ななにかが幼少時に眠っていて,正直それを取り切れない気がする.
受験からやり直したらうまくいく,とかそういう単純なものでもない.
正直,来るべきして,今ここにいる気もする.
もちろん不本意ではあるが.


世間でいう勝ち組は,きっと人生を謳歌し遺伝子をつないでいくけど,私はたぶんそこには入らないと思う.
人生は苦痛だったし,楽しいことはまぁわずかしかないし,こういう思いを子孫に味わわせるのも酷である.
こういう単純な結論は,中学生の頃考えていたけど,どうやらいまだにここから離れられないらしい.


というわけですが,最近の人生でいえば,昨年はぼちぼち山を乗り越え,今年もぼちぼちと山に登った.
乗り越えてはいないが,途中でキャンプして耐えるくらいにはやった.
来年は,とりあえず二年がかりで一山登りきる感じだろうか.
運気的には,上昇なトレンドのなかの一時の不運という感じではある.
鬱日記もよいが,冷静にポーカーフェイスで勝負を捨ててはいけなかったりというのはわかる.