五月終わるらしい

いろいろあって五月が終わるらしい。
六月は忙しい予定だから、困ったものである。前期はここを乗り切らなければならない。
共同研究先の企業さんにはこちらからメールを送ったものの、先方がデータ用意したい、ということで延期。
企業報告、研究紹介、ゼミ。すべてが六月にある。
しばらくは土日出勤を続けねばならないだろうと思われる。困ったものだ。


んで、最近は準ボスに毎日面会に行って仕事を進めたりなんだりしている。
あとはゼミで新しく入ってきた学部生と話したりしている。
今日はこちらの誤った理解を指摘されて非常に困った。
周りの方々も皆が皆、結構勘違いしていたのでその指摘は助かった。


I制御は偏差をずっと積分し続けていて、積分時間というのはただ平均する時間を調整しているだけらしい。
ああそうなの。初めて知った。
今まですごい勘違いをしていたらしい。
私が担当したこの学部四年生は非常にしっかりしていて、一つのスポーツを小学校からずっと続けていたらしい。
・・・徳を積んでいるねぇ、私と違って。


企業報告のネタをそろえようとして焦っているけど、間に合うのかわからない。とりあえず頑張ってなんとかせねば。


話は変わるけど、今日の朝目が覚めたときは、ひどい悪夢を見た。
この世で一番邪悪なのではないか、というような人を陥れるのが得意な嫌な奴が出てきて、私をひたすら陥れるのである。
あそこまで邪悪な人間をよくも私の脳髄は描いたと思ったりもした。
とても怖い夢であった。


最近の自分というのはどういう精神状態なのか。毎日毎日学校に通い、わけのわからない時間までいる。
遊びと仕事の区別があまりついていない時間が多いのは確かだけど、以前なら吐いて捨てたであろうことを受け入れている。
いろいろなことがどうでもよくなって、というよりも考える時間がないのが確かかもしれない。
死ぬまで忙しく過ごしていれば、つらいことなんて考えないのだろう・・・。
同じことを誰かが言っていたっけ。
そういえばテレビでどこかの女優か歌手かなにかが同じことを言っていた。
ずっと走っていないと、つらいことを思い出させる死神が追い付いてくる。
そうすると人間はつらいことを考えがちらしい。
ずっと忙しく過ごしていれば、そういうことも考えない。
毎日、こなさなければならないミッションをこなしていれば、それでよいらしい。
なんて遠目のきかない人間なんだ、とは思うけど。


仕事が一段落したら「老子」とか読みたいと思うこのころ。