時間が過ぎるのが12月は早い

最近は結構忙しく過ごしている。


先週の土曜日は研究報告会が回ってきたので、二日前くらいから資料を適当に作り、
ぎりぎりに仕上げてセリフも考えないまま臨んだら、結構きつい質問が来て撃沈。
ボコボコに言われ、終わった後は周りの同期が「ご苦労様」と言ってくれるのは聞こえるのだが、茫然としていた。
その後、いろいろ感想戦みたいなのをして、至らない点を認識した。


資料つくりも大変であったのだが(あまり寝れなかった)、その後、祖父の一周忌があったのでこれまた遠出。
出かけるのは嫌だったが、しかしながら行事が行事だから。
久しぶりに家族と生活して、ご飯などを食べた。


今日は企業報告があり、私も参戦。1/3ほど私が考えた内容があるのでそれについて話した。
企業というのは、きっちりしているところかと思いきや、結構アバウトなシステムを組んでいることがわかった。
コストを考えると、例えば論文にあるような理論をそのまま絵に描いたものを実現するよりも、
多少崩れたものを作るということも必要らしい。
企業さんが言うには、ハイエンドとローエンドの顧客に最近は二分されており、
「最高のものが欲しい」という客と「最低限動けばよい」という客の二通りであるといい、その中間を志向する客があまりいない。
時代がそういう時代なのかもしれない。


それで論文の通り、綺麗な理論を追うように作ったシミュレーションの成功事例を示したのだが、
どうやら現実世界ではコスト削減というために、乱暴な使い方をしているらしい。
理論崩してるどころじゃねーぞ、ってレベルなのだけど、その条件下でも動くように次回までにやってきてね、
という話になり、私はその仕事をすることになった。
今回私が作ったシミュレーションの延長の話であるから、とっつきやすいといえばそうだけど、
無理な注文にもこたえなければならないらしい。
普通にやってもらえれば本来発生しない問題。


それでも話しているとコスト意識というのが強く、さらにはシミュレーションの中では容易に実現できることが、
現実世界ではコストがかかったり、難しかったりする、ということを教えてもらった。
ややこしい世界だなぁ。
それでも話を聞く限り、いろいろいい加減につくってたりもするのねぇ。


失敗したりぼちぼち無事に終わったりするのが交互に来てますね。


それにしても最近、疲れる。今週は授業を二つさぼった。疲れていたからである。
1月はもっと忙しい。勘弁してほしい。