ドライにいこう

今日は研究室の報告会があり出席。皆真面目に作りこんでいる。
私もやらないとなぁ。


それで、そろそろ引き継ぎ資料は大体目を通したので、自分の研究の「背景」というのを考えている。
まだ共同研究先との関係で未定な部分が多くてなかなか作ることができないわけだけれど、
今日は我慢ならなくなって、ため込んでいた疑問を直属の院生に問いただした。
肝心なところが未定なので、行ってみれば背景などほとんど作れないわけだけど、しかしながら一応は形にする予定。
使うバッテリもまだ未定で、しかしながらその要件だけは明らかにしておくべきである。
maxの電力と持久力くらいは、必要としている分はわかると思う。


それで、結構今まであまり相手をやっつけるような質問はやめておいたのだけれど、それでは埒が明かないので
もう思い切って聞くところは聞いて、よくわからないで指示している部分を明らかにして、
「未定」とか「よくわからない」とか「次の報告会で聞いてみる」とか、そういう方向に話は移動しはじめた。
ぶつかり合いなど恐れないで、ぐいぐい行くところはいかないといつまでたっても進まないので、
もうそろそろドライに行くしかない。
少し前までは担当の院生とも「仲良く」やっていたのだけれど、ぐいぐいいかないと自分の発表の時に破綻するだろうから、
もうそのあたりは仲良しではなくてドライに行くしかなさそうであると確信した。
多少心が痛むけれど、そういえば数年前までの自分は結構ドライであったから、別にそれでよい。
別に昔からさほど人から好かれた覚えはないので、もうぐいぐいと行こう。
別にどう思われようが知らん、自分のことだけ考えよう、余裕ないから。


月曜日は未定なところは未定として、とりあえず研究背景を大雑把に完成させて、その後また何をしたらよいのか指示を貰おう。
その際にも、指示のわからない部分がぐいぐい聞いていこう。


人との折衝が多いけれど、遠慮は禁物のように思う。


あとは直属の院生が書いていた企業の報告書を全部読もうとしている。
最初の卒論の時点で雛形というのができていて、それを大学院ではマイナーチェンジを繰り返して、
徐々に形が洗練されていっているのがよくわかる。
プログラムの試行錯誤の具合もリアルに見えて、研究の歴史を探るのはよいし、理解の助けにもなる。
最近の報告書がまだ研究室のサーバにアップされていないので、アップするように頼んだがまだのようだ。


それでも人とすこしでも摩擦したりするのがたまらなく精神に響くのはなんでだろう。
引きこもりの時間が長かったからか。