不安感

たまに随分な不安感に苛まれたりしたりもする。
最近は組織に属しているので色々なことが起こるし、色々な人と関わらないといけない。
元来、そういったことにあまり向いていないわけで、なるだけ周囲とうまくやるように愛想よくしていたりもするのだが、
しかしながら時々それらがすべて崩壊してしまうのではないかという不安感に襲われる。
また、いつぞやのゼミのように失敗してしまうことがあったりするかもしれないだとか、
実は順調に進んでいるような研究の引き継ぎ作業は、細部はまったく理解しておらず表面的なものだ、
ということも私自身知ってはいるのだが、それがいつか大変なことを引き起こすのではないかという妙な不安。


そもそも「大変なこと」なんて具体性はない、ただ人の不安をあおるだけに使われる言葉ではあるのだが、
現在の私の頭の回転の悪さから来る理解不足というのは、自分自身のなかでも否定できないでいるし、
ごまかしきれない。それを何とかしろと言われても数日中にどうにかできるものでもない。
じわじわいくしかないことを、実は急速に回答を求められそうで怖いのである。
じわじわなんていっていたら、いつまでも回答なんて得られないだろうというのは確かにあるけれど。


あとは来週初めて学会に行くことになっているのだが、教員と二人で移動するわけで、
何かしら二人っきりで話さないといけない、
というのも実は心の負担になっていたりするのかもしれない。頭の切れる教員だからIQの差が露呈しそうで怖い。
学会後の懇親会も共同研究先の人とお酒を飲まなければならないわけで、今まで友人としか飲み会をしない私は、
懇親会的な飲み会が非常に苦手であり、さらにはプレッシャーになるのである。
上手にふるまえるかな、と思ってしまう。
まるで子供みたいな妄想だけれど、ときどき私を襲う。
誰にどう思われようが別に良いのだが、時々そんなことをやはり思う。
あまりびくびくしていないほうが良いなぁ。