今学期もそろそろ終わるらしい

今日は一日中授業。
講義も今日で最後らしく、試験日を教えてくれたり、今までの授業の総括をしてくれたり。
ああ、今学期も終わるのだなと思うと、大して何もしなかったなと思う。
前の学期は、それはもうとてつもなくしんどい印象が強かったからなおさらである。
そうは言いながらも前の学期で忙しかったのは終盤のみではあるのだが。
でもあの退学ギリギリのところを通過する際には、それなりの精神力が必要だったのは確かである。
学期のすべてが終わった後、もう何もする気が起こらなかったのはそのせいであろう。
その後、餓鬼の使いのような就職活動擬きをしたわけだけど、あえなく失敗。
今に至るというわけであるけれど、前の学期の終わりから就活擬きまでの期間というのは我ながらよく働いていた。
それでも随分と怠けは入っていたわけだけど、私にしてはよく動いていたから、今の温さはやはり感じる。
温いといってもやることはいくらでもあるのだが、どちらかというと精神的に追い詰められていない、というのが大きい。
就職先見つけないと、退学にならないようにしないと、という現実が迫っていたので、それなりに追い詰められてはいたのである。
退学は免れ、就活からはエスケープしたといっても過言ではないが、今は今で別の追われ方はしている。


それで、おそらく今日で授業は終わりで、あとは試験や課題を出していき、同時並行で院試を勉強する日々になるらしい。
二つともできればこの前期に課された傍目からみての目標は十分達成したことになる。
それ以上のことをしようと思ってもできないし、研究については段階的に姿を表していくことだろうし、
今のところそれだけをなんとか達成すればそれで合格なわけだけど、とりあえずはその二つはできるようにしないと、先に響く。


あとは今日は、担当教官のミーティングに出席したわけだけど、報告内容に対し、質問が来るわけだけど、
私だったら間違いなく用意していないだろう質問が飛んでくるわけで、皆ぼちぼちそれにこたえているから、
あれも過去の失敗を生かしたり、先輩方がやられているのを見たりしているからなのだろう。
厳しい質問というのは飛んでくるものだと、考えておいたほうがよいというか、そう考えざるを得ない。
あとは今の自然エネルギーについて電/力/会/社とソ/フ/ト/バ/ン/クが連携して、大衆から搾取するような、
電/気/料/金/形/態を作り上げているし、そもそもその商売を支える法律も出来上がっていて、
新聞を読んでいない私は知らなかったわけだけど、電/力/会/社は損はしないで、
自然エネルギーのコストというのは消費者だけに負担させられ、
さらにその負担分は新しく自然エネルギー事業に参入した企業の利益になる、というような酷い構造になっているようだ。
この自然エネルギーというのは、やたら土地なんかもいるらしく、地方自治体が企業に土地を安く貸して誘致するらしいけれど、
最終的に自然エネルギーを巷に供給するための設備投資などはすべて消費者に上乗せされるわけだから、
国民は騙されているわけだけど、この原発騒ぎのご時世に誰もそんなことに気付かない。
原発事故以来、自然エネルギー利用についての意見がえらく活発になったわけだけど、
それを利用して悪いことを考える人たちもいるもんやなぁ。
そもそも私も言われるまで気づかなかったし、(授業で新しい電気料金の内訳を聞いてはいたのだが)
こういう世論が持ち上がっている時こそ、誰にも気づかれないで詐欺的な料金設定をして大衆から搾取しようぜ、
なんていったいどこのだれが考えるのだろう。
詐欺的だけど、ビジネスセンスはすごいなぁと思いつつ、世の中こうなんやなぁとは思う。