今週は疲れた、至らないところばかり

今日は私のゼミであった。
英語の試験を優先したためにゼミにはあまり時間をかけていなかったが、
しかしながらなんとかよいゼミにしたいと一週間前からトラ技などを読んで勉強してみた。
途中、まとめようもなく困り果てたが、なんとか発表用のスライドを一応完成させた。
そもそも製図ソフトの使い方、パワポの使い方がおぼつかなかった。


しかしながら、聞いていたといえば聞いていたのだが、「教科書にない」である。
トラ技などのマニアな文献にも載っていない。
頼りは研究室にある論文であるが、正直読んでもわからない。
「詰んでた」わけだけど、無理やり進めるしかなかった。


制御方法を回路に乗せるわけだけど、この辺りはシミュレーションソフトを使って自分なりに噛み砕くしかなかったらしい。
論文は参考になれど、最後は自分の中にある基礎的な回路の知識を難解に組み合わせて説明するほかないようだ。
実力がもろに出るらしい。
確かに不出来なゼミだったけど、でも現状では仕方ないのではないかと思う。
ゼミ後、結構厳しい大学院生が「いったい何をいままで学んできたの?」とやってきたけど、
今の時点で反論する材料はない。
一年違いなので、いつか絶対やり返すことを心に誓った。
そのためには勉強あるのみ。
しかし、私が最後にあやふやな部分をまとめて、この場合はどのように対処すればよいのか、というのを尋ねたら、
一切の返答がなかったのはどういうことなのかしら。
やってることは難しいし、それをきれいに説明しようとしら難しいんじゃないかと思うわけだけど。
それでも私の中では、ぼちぼちやったんじゃないかと思っている。
評判は悪かったけど(笑)。
なお、喋りのほうは全く臆することもなく話せた。だてに歳をとっているわけではない。
メンタルに問題はない、あとは内容である。
内容さえ整えば、発表はそれほど不得意な分野ではない、と思われる。


一応教訓としては、「トラ技」を参考にするのはよいけど、鵜呑みにするな。その他の文献もそうである。
すべてを疑え。
自分が確信を持ったことしか、スライドには入れてはいけない。
そうでないとズタボロにされる。


これから、一番頼りになるのは、シミュレーションソフトと回路の基礎知識なのではないかと考えている。
少なくともその部分を磨いていかないと、この先なかなかうまくいかないはずである。
さて、これで研究室に入ってからの前期は、内容的には半分終わったことになる。今日で一区切りである。
これから院試の専門の勉強の時間がとられているわけで、来週からそれをする予定である。
英語の通俗試験、ゼミ発表という連続攻撃を抜けたから余裕はこれからできるわけだけど、
気を抜いたらいつかボコボコにされそうなので、なんとか真面目にやっていかないとなぁ。


ゼミ後、古い大学の友人(別の研究室)と煙草を吸ったわけだけど、ゼミの愚痴をどうしても話してしまった。
別に特別仲が良いわけでもないけれど、このゼミの後だと、なんだか安堵感を覚えた。
研究室の話をすると、自分のところはゼミでそんなにボコボコにされたりしない、という。
・・・多分、かなり厳しいところに来ている。
今まで、B4で「火だるま」になったのは、6人中3人。結構容赦がない。
それでも、それでいいんじゃないかと思う。私はこの中でやっていくつもりである。
理由なんて正直特にない。
今日、私に愚痴愚痴言っていた院生は、私が彼の専門分野にろくに調べもしないで土足で入り込んできたから、
攻撃してきたのはわかるわけだけど、こちらの「心を折ってやろう」というのも感じずにはいられなかったわけだけど、
傲岸無恥なこの私、その程度では私の心は折れない。


なににしても、人生が開けそうな予感もあるし、一方でいろいろ絡み合ってきそうな予感もあるけど、
なににしてもタフに元気に、放り出さないでいこう。
とりあえずは、研究室に入ってから、どぎまぎする時期を超えて、ゼミ発表までして雰囲気がわかる、という
「イントロダクションの章」が終了。
これから一か月程度試験勉強して、その後、おそらく「お化け」が出てくる「研究の章」に入る予定。


大学院生も言っているが、今が一番良い時期であろう。
これからもっともっと厳しく、そして傷つくことも多いだろう。
この歳で「傷つく」も糞もないけど、女子高生じゃないんだから。
しかし、ハードなのが予想されるからタフでないと生きていけない。
覚悟だけはしておかないと。
正直、怖いといえば怖い。
しかし、「優等生」と戦うというのは二度目である。
一度目は高校時代、進学クラスで太刀打ちできないような奴らがやはり数人いた。
すべてにおいて負けた。
今回は負けたくない。また昔のように負けず嫌いで踏ん張れればよいのだけど。


しかし、この二日間は大変だった。昼夜逆転して、早朝まで研究室にいた。
それでも進むわけではないが、内容はないもののスライドづくりも大変であった。