卒論テーマなど

昨日に引き続き、夜中の研究室から更新。
今日は私以外誰もない。「不夜城」と呼ばれていたけど、都市伝説だったようだと思いきや、聞けば忙しい時期には不夜城になるらしい。
私といえば、英語の通俗テストが控えているために、仕方がないので研究室でい残り勉強。
考えてみれば、時間がない。
もっと余裕を持ってかかるべきなのだが、このような試験においても身体が直前になるまで動かない。
どうやら、私を動かすものといえば「危機感」しかないようで、我ながらあきれる。


一応、今日は通俗テストのリスニングパートをやっている。公式問題集は購入したが、どうやら一回分しかできないようだ。
二回分やって消化不良よりは、一回分をじわりと味わってもいいのではないかと思う。
それからリーディングパートは模試を一回分と、購入した問題集をやろうと思うのは良いのだが、
どう考えても時間が足りないのである。せめてあと一日あればよいのだが。


そんなこんなで、今日は卒論テーマの志望を準ボスにメールで送信した。
人気のテーマと不人気のテーマがやはりあり、成績が悪くてこの研究室に配属された私にはあまり選択権がない。
だから人とはかぶせないように第一希望を決めようとしたわけだけど、一人わけのわからない票読み野郎がいて、
こいつが鬱陶しい票の入れ方をして、まるで私を妨害しようとでもしているようなやり方をしていて一層嫌いになったけど、
まぁそれでも、こんな大学でも「お勉強」を頑張ってきた連中に、選択権があるのは仕方がない。
成績不良でこの研究室に配属されたわけだから、そこまで求めるのは我儘というものだろうとは思う。
どのテーマになっても、自分なりにそれを愛して育ててやればそれでよいのだ。
別に一生が決まるわけでもないけど、そうはいっても数年のお付き合いになるのは間違いないことであるわけで、
指導教員も二人いて、どちらかとのお付き合いになるわけで、割かし研究室においては「重要なこと」であるようだが、
私はそれにつられて、皆が求める価値観のようなものにのめり込むと碌なことがないわけで、
少し視点を後ろに下げて、傍観者の視点から見つつも、一応は参加して、テーマが決まればそれを愛すればよいのである。


それで、通俗テストに話を戻せば、どうやらリスニングでは「先読み」といって、
試験には「建て前による実際には無駄な時間」というのが存在していて、そのうちにスパイ行為をして、
流れるセンテンスの中から何を抽出すればよいのか、ということを先に知ることにより得点アップを図ろうというもので、
大切なのはリズムである。ここまでくれば「通俗」などと揶揄しないで、のめり込まないと仕方がない。
あと数日の我慢で、それが終われば、院試の勉強ということになっているけど、またぼつぼついこう。
夜の研究室を利用して、今まで自分がやりたかった勉強にまで手を伸ばそうかと思う。
丁度、昨年の夏みたいに。


考えているコースは、確率統計を学んで、それから微積を自分がやっていたけど、3/4くらいでやめてしまった問題集を解いて、
あとはウィーナーのサイバネティクスとかシャノンの情報理論などに手を出して、一応、工学の研究室にいるわけで、
古典の「思想」とでもいうようなものを探ろうかな、と思っている。
歴史がわかるのは良いことだし、今の工学がどういう考えの上に成り立っているのかを探っておくのは悪くない。
工学において「古典」を読む意味というのは、正直なところあまりないらしいけど、一応大雑把なところが気になるので、
それは個人的にする予定である。
大学院に行くなら、それくらいしないとつまらない。


それが終わるころには、院試も終わり、充実した気持ちで卒論テーマに移ることができる。
一応計画段階だけど、そういう方針で。
物性で大学院に行くならまた違ったコースを選んだだろう。
自己満足に終わるのは間違いない計画だけど、前々から興味を持っていたのでやろう。


今週は元気で、躁状態か。


明日は飲み会で、勉強時間は取れないであろう。