和気藹々

今日は朝からelectric machine designの授業。
レポートが出ていたけど昨日研究室で新しく導入したソフトを用いて回/路/図を書いて提出。
パソコンで回/路/図が簡単に書けるようになったからとても便利である。
授業の内容も所属することになった研究室の準ボスがやるわけでとても参考になる内容である。
今日の内容はイ/ン/ダ/ク/タの復習であるけど、鉄芯のB/-/H/曲/線の傾きというのはすなわちLを表わしていて、
外/部/磁/場をどんどん印加していって、B/-/H/曲/線の最/大/磁/気/飽/和/にたどりつくと、その傾きというのが小さくなる。
つまりはイ/ン/ダ/ク//タ/ンス/が小さくなるということで、
理想的なイ/ン/ダ/クタ/ン/スはイ/ン/ダ/ク/タ/成/分は一定の値であるし、
一方で抵/抗/成/分もないわけであるが、実際のイ/ン/ダ/ク/タ/ン/スはB/-/H/曲/線によってイ/ン/ダ/ク/タ/成分は変動するし、
おまけに抵/抗/成/分まであるわけで、理/想/イ/ン/ダ/ク/タ/ン/スが描く時/間-電/流特性にはなりませんよ、という話。


それでも実際的なイ/ン/ダ/ク/タ/ン/スを用いて、たとえば回/路/方/程/式では抵/抗/成/分をRで代表させてしまえば、
実際的なイ/ン/ダ/ク/タ/ン/スがどのように動くのか、ある程度分かる。
さすがにLの変動分まで回/路/方/程/式に入れ込むのは手間がかかるけれど。


そういうわけで、実際的なイ/ン/ダ/ク/タ/ン/スというのは、このLの変動を抑えるために、
ギャップというのを設けていたりするのである。そういう話であって、回路が分からないというのが死活問題である私には、
とても良い授業なのである。
レポートも正解を書いたと思うし、この授業は準ボスの授業であるのでちょっと頑張って見ようかしら。
そう思わせる授業である。
私の研究室の隣の席の同期は、この準ボスの授業形式が嫌いだというけど、私は好きである。
準ボスも結構好きなタイプの人物である。


その後、昼休みに電磁波系の簡単なレポートを終わらせて、電/気/事/業/法を学ぶ授業を受けた。
この授業は正直よくわからないし、世間知らずにはあまり面白いわけでもない。
「法律」といえばエリートが学ぶもののように私などは思ってしまうけど、実際学んでみると「退屈」である。
硬い文章で構成されているし、読んでいれば眠くなってしまう。
法学部などはあこがれの対象のように言われるけど、実際は言ってみるととてつもなく苦痛だし、
おまけに難しいということは間違いないように思う。


その後、電磁波系の授業があって、電/磁/波/方/程/式をイ/ン/ピ/ー/ダ/ン/スのように扱ってみたりしているけど、
数式の変形は終えるのだけど、結局何をやっているのかという部分が見えなくなってしまう。
今日も簡単なレポートが二つほど出ていた。


ということで、これだけ終えると朝10時ころから夕方18時ころまであっという間にすぎるというものである。
それから研究室に顔を出すと、皆忙しそうに何かに取り組んでいた。
どうやら先輩方から回/路/シ/ミ/ュ/レ/ー/タを動かして出力した波形を「モ/ー/ド/解/析」という手法を用いて、
回/路/解/析/をする、という技を伝授されていたようである。
私もその中に途中から混じって、「モ/ー/ド/解/析」というのがどういうものか理解したつもりである。
時間時間に区切って、四コマ漫画の要領で回路の動作を追うのである。
要するに電流の方向を追うのだけど、直/流/電/源なのにもかかわらず、ス/イ/ッ/チ/ン/グのせいで、逆向きに流れていたりという
高/周/波/イ/ン/バ/ー/タの不思議な動きというのを理解した。
研究室というのは、先輩から後輩への技の伝授というのがあるため、非常に効率的なシステムである。


その後、「救う神」が研究室に来て、ちょっとだけ話して、がやがやと和気藹々の研究室で談笑して帰ってきた次第。
・・・なんというか悪くない。むしろ良い。
周りともうまくやれているし、もう少し先輩方にも話しかけて距離というのを詰めてみようか。
ずっと一人の時間というのが多かったので、環境の変化に遅れてしまうのは仕方ないけど、
「せっかくこの研究室に来たわけだから、皆と仲良くなってよい人間関係と学びの環境をこしらえたい」などと、
そういうことはあまり考えないタイプの私が思うのは、面白い変化である。
やる気のある人間に囲まれている、というのは気持ちのよいものである。
落研究室に行くよりはずっと自分のためになっているとしみじみ思う。
この研究室には実力ではなくて、運で来たわけだけど、この今の明るい気持ちを絶やさないように、
この研究室で未来を拓くための実力を蓄えたいものである。


しかし、これだけ和気藹々と関われるのは、すでに卒業していった友人たちと過ごした時間によるものが大きいと思う。
いろいろなものが絡み合って今がある。
明日は、私と同じ留年太郎、それから大学院生一名、現役4年生一名とで飲み会である。
進級お祝い会ということらしい。
夜から会費5000円でおいしいお酒が飲めるはず、楽しみである。
・・・今日も思ったけど、格段に人と関わることが多くなったし、
大学の授業のことを話しているといつの間にか有益な情報が入ってくる状況になっている。
昔の私には明らかにこの部分が完全に欠落していて、それが弱点になっていたわけだろう。
昔は人とかかわることができるような精神状態ではなかったので仕方がないけれど。


明日は授業は朝の一コマだけだし、なんとか高/周/波/イ/ン/バ/ー/タの遅れを取り戻そう。