回路というのは難しい

今日は、朝一番から授業に出席。眠くて行きたくなかったけど、無理やり起きた。
最近話題のエネルギーについての授業だけど、電気回路と電磁気学の良い復習になると教官が言っていた。
とりあえずこれも全部出席を目標に。
授業は明日も2コマ目から行かなければならない。


あとは研究室で課題が出されて、昼からずっとそれに取り組むことになった。
回路というのは、難しいものですね。素子について理解していないのでとんでもないことになる。
物理的なイメージもできないし、実際にコイルやらキャパシタが入っていても、電気回路の知識が明らかに足りていない。
自分で補充しなければどうしようもないなぁ。


それで、この間は酒のノリで大学院進学決定してしまったけど、この先どうなるんだろうかと不安になったりし始めた。
とはいっても、毎日授業があるし、ゼミがあるし、この単位がギリギリの状況だし、
今季は確実な道を歩んだほうがよいとは思うが、しかしながらあの「決定」は正しいのかと疑い始める自分がいる。
今日の課題が難しかったからかなぁ。
はっきり言って、相当勉強しないと、大学院でもやっていけない。
自分が決めたことについて、不安になったりもやはりするわけである。
大学院進学は少なくとも学内でことがすむために、それほど単位保守的にはリスキーではないけど、将来的にはどうなのか。


今日は、チ/ョ/ッ/パ/回/路をシミュレータで動かして、おかしな動きをする原因を探りなさい、という課題が出て、
それから夜8時くらいまで皆残ってやっていた。
少なくとも電気回路をある程度理解できていて、回路の中でなにがどうなっているのかイメージできていないと、
決して解けないような課題であった。
それができない。
電磁気も電気回路もどちらも貧弱すぎる。
見えないものを見ようとしているのだから、難しいのは当然として、しかしながら基本もできていない。


このままじゃあ、駄目だねぇ。この一年も勉強かしら。
今日は久しぶりに一人でご飯を食べたけど、なんというか落ち着く。人と食べるのもよいけど。
研究室では、どの学年の人も私と話しづらいようで、タメ語で話しかけられた後に、敬語で言い直されたりする。
歳が近くて、仲良くなれるような同期がいれば、きっとよい研究室友達になれると思うけど、それもなかなかできない。
別に無視されているわけではないけど、なにやら原理的に縮まらない距離というのがやはりある。
これはもう仕方がなくて、研究室の先輩もどうやら扱いに困っているようで、だからこそ孤立しているわけではないけど、
孤独感なんかも感じてしまう自分がいるけど、まぁ別に友達を作りに来ているわけでもあるまい。
よくいえば「大人の距離感」なのだから、それでやっていこうと思うわけだけど、そういう部分にもこれから研究室で
あと数年やっていけるの?という不安が募るわけだけど、それはそれなりにやっていくしかないのだろうと思う。
すごくドライなわけではないけど、すごくウェットというわけでもないし、
一方でたまにウェットな時もあったり動的に変化する研究室の雰囲気というのは、なんだか読みにくくもある。
とはいえ、仕事をし始めても、この空気というのは続いていくことだろうから、それはそれなりにやるしかない。
どうなるのだろう、私の人生。
もしかしたら働いたほうがずっとよいかもしれない。
今から、就職活動するか、この単位がかなり残っている状態で。
研究室のゼミでも結構時間的な拘束があるわけで、なんというかそれも無理だろうなぁ。
今自分ができるのは、授業とゼミをこなしつつ、大学院の試験勉強をすること。
それでも今まで怠けてきた分、かなりつらい。


大学院進学は、数日中に答えを求められたから「躁状態」の中で決めた感じがものすごいけど、
ちょっと気持ちが逆方向に振られてから、その事実を受け止めてみると、また別の面が見えてくる。
気持ちが盛り上がっている時というのは、大胆になるものだなぁ。
躁状態」の自分と、「鬱状態」の自分というのは、私の場合、本当に別人のようである。
何かの病気なのかもしれないけど。
そんなこんなで、実際に自分の将来を見据えると、不安に掻き回される自分。
あの時、私がした「決断」というのが正しかったかどうか、いつかわかることだろう。
それが「英断」になるのか、それとも「後悔」になるのか、神のみぞ知る・・・。


でもまぁ、進学するにしても就職するにしても、多少きついことがあっても「ここでやっていこう」という気持ちが切れたら、
どの道不幸になると思われる。
目の前のことをどんどんこなしていくのはどちらでも一緒で、いまのハードな研究室で今のうちに「徳」を積んどくのも悪くない。
それは「無駄」にはならないと信じるしかない。
「こんなことしても意味ねーし」とか言い出したら、赤信号が点滅しているということである。
進学にしても就職にしてもどちらにしてもそうである。
人生というのは、我慢の連続なのかなぁ、わからない。