ボスと杯を交わし、私はボスについていくことにした


今日は昼頃から研究室のお花見があり、お酒の好きな私はもちろん出席。
自己紹介等あって、適当に留年ネタをかましたらいい感じの笑いが取れた。
ボスは、私が想像していた人物像とはまったく違った。
ただ口調がぶっきらぼうなだけで、誤解されやすい人物だと思われる。


あとは、研究室の先輩ともべらべらとしゃべり、ブロークンイングリッシュで留学生とも話した。
酒にしても何にしてもかなり「かました」ので、存在はアピールできたかもしれない。
うえの先輩からしたら、「なにやらわけわからん、扱いにくいのが入ってきたかも」みたいな感じかもしれないけど、こればかりは仕方がない。
見た目はもう「おっさん」なので、たじたじされているのはなんだか伝わってくる。
それでも暑苦しく迫っていけばよろしいのである。


そうこうしているうちに、ボスと杯を交わし、大学院進学しても8年が10年になるだけで、
「誤差の範囲」と言われなにやら進学するノリになってしまった。
ボスは研究分野において、「世界一」というのを標榜しているので、私はその一員として、
その「世界一」のために尽力しなければならない。
準ボスとも話したけど、「人生何度でもやり直せる」といわれ、励まされた。
ついでにボスには「飲み要員」としておそらく認定された。
酒もボスについていかなければならない。


酒は、ビールを5缶程度、日本酒を一杯程度飲み、昼頃にはかなり気持ちよくなっていたが、
そのうちに酔いがさめて、今はブログを書いている。
私は、今日も花見に同行していた「救う神」と、いろいろ話して、「ものになるかどうか」についていろいろ質問してみた。
真面目にやっとれば、この研究室なら必ずモノになるから、といわれ私は覚悟を決めた。
早くも良好な関係を、少なくとも教員の皆さんと作り上げつつあるこの研究室で、なんとかやって行きたいと思った。
私の存在を認め、いろいろアドバイスしてくれる人達がこの研究室には多いため、
私はボスの「世界一」に貢献するために、モノにならなければならない。
綺麗な桜の木下で私は決めた。
「私はボスについていく」


昔のように、熱い日々を送れる予感がする。
この研究室のいろんな人々に暑苦しく迫り、知識を吸収するのである。
私は暑苦しい人間なのだ。スマートな人間ではない。