色々あって今日の説明会はキャンセル、明日は楽しみにしていた造船会社の説明会へ

朝起きて、とりあえず大学に行って成績証明をとってから、移動の電車の中で
履歴書でも書いて、試験でもうけようと甘く見ていたら、
今日は祝日で学科事務どころか、大学自体が閉まっていたので、それができなかった。
「うわ、終わったな」ということで、説明会兼一次選考会を辞退した。
とてつもなく行ってみたい説明会ではなかったので、まぁいいとしよう。
明日は朝早くから説明会で、午後にすぐ選考会である。
良さそうな造船の会社だから、きちんと履歴書も書いていこうかと思う。


これまでは説明会ばかりで、ついでに一次選考を急にやろうと言われたりした例外があるけど、
とりあえず行って話を聞くのがメインだったために、なかなかスイッチが入れ換わらなかった。
自分から何かをかいて持っていく、というのは結構しんどい作業であり、
よほどの動機がない限り、なかなか人間というのは動かないものである。
今日キャンセルした会社の履歴書の志望動機欄に何をかけばいいかわからなかったし、
どの道いかなかったかもしれない。


しかしながら、明日の造船の会社はなんだか良さそうなので、きちんと書いていこうと思い、
●経ナビの造船特集をさらっと読んでからかこうと思ったけど、大したこと書いてなかった。
結構長文の特集かと思ったら、数分で読めるものであり、内容も薄かった。
これじゃあネタにならない。
とはいっても、履歴書の志望動機欄は小さいので、さらっとしたことしか書けない。


あと、そろそろこうやって自分で何かを書いていく、という能動作業に移るわけで、
何かけばいいのか、とかどう書けばいいのか、ハウツーではなくて、
ある程度汎用性のある「考え」のようなものがほしかったので、
この間買った新書を実家に帰る途中の移動の電車の中で読んだ。
なかなかの良書だと思う。
ブックセンターの就職活動コーナーには就活生を煽るようなタイトル、装丁の「派手」で
「上昇志向の高い」というような本がたくさん並んでいるけど、これ一冊でいいのではと思う。
私も何冊か、友人の就活本を譲り受けたけど、「リクルートサイバーエージェント」が
どうのこうのだとか、エロ本の袋とじの煽り文句と大して変わらないのにうんざりする。


就活生のための作文・プレゼン術 (ちくま新書)

就活生のための作文・プレゼン術 (ちくま新書)


「自己PR」の「PR」というのは一体どういう意味だろう、というところから始まる。
この「PR」という言葉の歴史から始まって、今でこそESにおける「自己PR」というのは、
「自己の有能性」というのを余すところなく伝え、人事担当者にそれを理解させ、
採用してもらう、ということは「すごい人でなくては駄目である」というような、
ニュアンスが入り込んでしまっているが、これは著者曰く可笑しなことだという。
別に有能性を余すことなく伝える必要はなく、自分の好きなものだとか、
自分が関心を持っていることをベースに、
「私が御社に入ったらこうこうこういうベネフィットがあります」というような、
意気揚々とした自己PRとは違った、燻銀の「自己PR」が出来上がる。
著者が例に出していた、私だったらこう書く、という自己PRは私は好きであった。
確かに、何枚も「自分の有能性」について列挙した文章を読むというのは、苦痛なものであろう。
そうではない、「自己PR」というのが必要である。
この「自己PR」で「自分をPRしちゃいけないよ」といっていたのは、
ラジオ版学問のススメに登場していた名越氏も言われていた。
その通りだと私は思う。
勝間氏とかああいう自己啓発系よりの方々とはまた違った自己PRは、やはり別にある。


そんなこんなを踏まえて造船会社の志望動機をかこうかしら。
履歴書の小さい枠を埋めればよいから、ここは平凡に埋めておいてもいいかなぁ。
履歴書は「修正液」だめなのね、知らなかった。


「四面を海に囲まれている日本は、ことにエネルギーに関して海外からの輸入に頼っており、
その輸送手段として海運というのは、日本のライフラインといっても過言ではないと聞きました。
造船という業界に携わることで、
大学で学んだ工学を生かしながら、このライフラインの維持に微力ながら貢献したいと思っております。
また生まれ育った地元に貢献したいという気持ちがあり、地元企業である御社を志望いたしました。
船造りというものにロマンのようなものを感じますし、海も船も大好きであります!」
くらいでいいのかしら。


(追記)
履歴書書いてみたけど、なにより修正液禁止、訂正印必要というやつだから、
書くのはとても神経がすり減る。
昨日、電車の中で履歴書かいちゃえや、なんていうのはいかに横着なのかよくわかった。
ES書いて出すのもやはり大変だし、履歴書書いて出すのもやはり大変なのだな。
就職活動というのは疲れるものである、それを実感する。
近々3月末締め切りのESなどにも手を出してみよう。
履歴書書きは良い弾みになりそうである。