久々のランニング、真向法

今日は冬が明けたのか、春が始まったのか非常によい天気であった。
もう半年近く身体を動かしていないので、昼間から自然公園でランニングとウォーキング、
さらには真向法をするために出かけた。


小鳥が鳴く声が聞こえるし、なんだかホカホカと温かいし、もう春だなぁ。
動かしていなくて強張った身体をゆっくりと動かすと少しは気持ちが晴れる。
真向法をしようとすると、股関節とか骨盤がびっくりするほど固まっている。
それをごりごりと自重を利用して解きほぐしていった。


公園を歩くときに「ラジオ版学問のススメ」の名越氏の回を聞いた。
一度、実家に帰って街を歩いた時に聞いていたのだが、なぜだか聴きたくなってもう二度目。
「怒り」とか「不安」というのは、「心毒」と仏教では言われるものだそうである。
これらの感情にとらわれやすい人間は、大抵不幸になっていくという。
自分のことだとやはり思ってしまう。


一日の最初に15秒ほどゆっくり息を吐くだとか、感謝の心を大切にするだとか、
手を合わせる身体技法だとかを紹介していた。
メンタルの部分を私の場合、強化しなければならないポイントだとは思う。
確かに「幸せになろう」という自立運動というのは、私にはあまり見られないような気がする。
「未来に希望」というのを、「こんなことして何の意味があるんだよ、ボケ」と怒らないでやっていかないとなぁ。


身体も動かしつつほぐしつつ、精神についてのアドバイスも聞いたので、今日は比較的元気。
何時までも昔にこだわらないで、未来を考えるべきだと思う。
喧嘩するのは過去とではなくて、未来とである。
せっかく道も開けてきたようだし、多少明るい気持ちでぼちぼちやっていかないと。
たまにはこうして身体を動かして、自分をよい状態にもっていく、ということも必要である。