説明会雑感、実家にて


先週の金曜日に説明会に行き、その足で実家に帰ってゆっくりしている。


一応説明会を振り返っておこう。合同説明会は体験していたが、初体験の会社見学。
先週の金曜日は、ぼちぼち9時ころ起床したが、家のプリンタが故障しているため
図書館で成績表を出力しなければならなかったり、あとはメモ帳なども購入しなければ
ならなかったので、電車に乗る前に余計に一時間程度必要ということで、
仕方なく有料特急を使っていざ目的の企業へ。


鉄鋼関連の企業であるのだが、私はこの企業のある地域がとても好きである。
故郷のような田舎町が広がっていて、こんなところで就職できたらなぁ、などと思った。
駅から降りて目的の地に着くと、なにやら巨大な工場があった。
どこの工場かと名前を見てみると、かの目的の企業の工場ではないか。
軽く東京ドームの面積を超えていそうな敷地にまず驚いて、ははぁ私は大変なところに応募したのだと何となく思った。


それで、いざ事業所に入ってみると、私の前を美人な女学生が歩いていた。
・・・明らかに同じ説明会を受けるフレッシュマンではないか。
いやフレッシュウーマンか。
その女学生の後ろをとぼとぼと歩いていたら、女学生が振り返り私に何か言っている。
よくわからないので「会社説明会に行かれる方ですよね」と私から声をかけた。
その後、どこから来たのか、など適当に世間話をして説明会会場に入った。


説明会会場は4つのテーブルに分かれていて、それぞれのテーブルに5人座るようであった。
私は美人女学生と一緒のテーブルに座りたかったのだが、ううん・・・なんか露骨だし、
それが目的じゃないなぁと適当にテーブルに着いた。
テーブルには数人私と同じような理系の人々が座っていたので適当に話した。
国立大学の方が結構多い、聞いたことのない私立が一名。
あとは明らかに私と同じか、私以上の学歴であった。
・・・まいったね、私には多留というのがあって、あいつらに勝とうとするとどうすればよいのか。


そんなこんなで、適当に専攻とか出身地とかのお話をしていたら、会社説明会が始まった。
その後、来る途中に見た大きな工場を見学し、なかはバイオハザードにでてくる
工場でのバトルフィールドとそっくりで、この中で鬼ごっこでもしたら楽しそうだなと
子供じみたことを考えたりした。
映画なんかに出てくる、渋い工場の風景そのままというか、映画の撮影に使われても
良い雰囲気を出しそうな工場であった。


その後、社員と直接話すことができる企画のようなものがあって、質問をしてみた。
といってもつまらない質問しかしていないけれど(なかなか思いつかない)。
「入社試験をパスするにはどうしたらよいか」
入社試験は、会社との相性もあるので、自分が伝えたいことを伝えることである。
私の場合は、機械選考で機械そのものの仕組み(システム)を学ぶか、鉄の物性を学ぶか、
二つ選択肢があって、後者を選んだのを生かした職場を探したかった、というのである。
もうひと方は、とくに特技というものもなく、なんとなく受かったという。


あとは、鉄から離れて新しい技術開発にウェイトを置いているらしく、
その技術についていくつか質問をしてみた。
私は今現在主流に大規模な工場で大量生産しているものと、新しい新技術開発で
生産されるものの単純な大きさに違いがあって、いままでの生産施設を受け継ぐ形では
実現できないのではないかということを聞いてみたのだが、また別に作るらしい。
その生産設備も会社で作るらしく、電気系や機械系、制御系のエキスパートも雇っているのだろう。
さすがは規模の大きな会社であられますね。


説明会はイメージ的には100人程度いるのかと思ったのだが、20人程度しかいなかった。
東京会場で説明会に参加してきた、という学生が同じテーブルにいたので様子を聞いてみたが、
そこでも30人程度だったという。
そんなもんなのか。


会社説明会が終わり、私は一人でとぼとぼ帰ったが、美人女学生は数人男を連れて帰っていた。
・・・モテる女はすごいねぇ。ついていけないぜ。
美人女学生以外は、たいてい一人で帰っていたが、私と同じテーブルの男子学生が
歩いている私に話しかけてきて、多少世間話をしたがあまり有益な情報はなかった。
女学生からはだれとでもコミュニケーションをとるようなリア充的オーラがぷんぷんしていた。
就職活動もやはり強いのはリア充か。情報交換もできるしねぇ。


その後、実家に帰って、食あたりなどにあい、昨日は38℃程度の熱が出て今まで寝込んでいる。
病院では点滴までされた。下痢嘔吐が激しく高熱も出ていたので、ずいぶん疲れた。
焼肉はやはり良く焼いて食わねばならない。