所詮世渡りの産物

貸していたノートを返してもらうために学校へ。
20分も約束の時間に遅刻してきやがった。
時間がないためにイライラしまくり。
まぁ時間を守らないのは私も実験レポートの件といい、人に言えたものではないのだが。


それで単位が足りないと相談してきて、多少アドバイスをした。
私にアドバイスを受けるようでは、あれだなぁ。
それにしても貸していた相手は要領がよい。
授業の出席は友達に任せて、実験レポートは過去レポをいち早く入手し、知り合いにノートをどんどん借りる。
多分この大学の学生はこういう人が大半で、レポートできなかったり、学校に寝坊していけなかったりで留年を続けた自分が、
なんだか本当に馬鹿らしく思えてしまう。
一体何なの?


世の中って建前で動いているんだなぁと思った。
とにかくどんな手段を使っても、建前を満たせばそれでよい。
エンジニアで食べていくことになったら、多分恐ろしいほどの要領が要求されるのではないかと思う。
手段を選ばない要領だらけの世界だと予想される。
多分、愛想がよくて人間関係をふわふわと渡っていくような人間が生き残る。


なんか力抜けるね、本当に。すべてがすべて面白くない。
大体、昨日だって実験の教官に説教されたけど一体どういうことなのかしら。
技術者として働くようになったら、多分私はとても後悔するような気がしてならない。
それでもレポートを書く私は滑稽なものである。


世の中建前だ。要領よく生きないといけない。
たとえば大学受験なんかもそうである。とにかく建前を満たせばよい。
試験をパスすればよい。
どんな手段を使ってもよい。
多分、受験の世界でも「自分自身の力で」なんて言っている奴は、いいように落とされる。
とことん人を利用し、要領よくやった人間が上手くいく。
大学もそうである。基本的に学問だって人と人が作り上げるものだからそういうものである。
私は多分、大学に向いてなかったのだと思う。
漸く理解した。


そうこうしているうちに、私の「救う神」から電話。
なんと・・・私を気にしてくれているのか。正直、この大学で味方はあなただけである。
マジで菓子折りもっていかないとなぁ。


(追記)
朝から取り組んでいたレポートが一つ完成。さて今日中にもう2つ。
一つはガチで取り組まないといけないが、もう一つは適当に流そう。
漸く飯だ。信じられないことに朝からなにも食べていない。怒られすぎて食欲もわかないしね。
レポート書き書きダイエット。太りすぎだったから丁度良い。