レポート書いてる

レポート書いてる。
なかなかその気になれなくて、しかし今書いている。
こりゃ、実験担当の教官に大目玉だな・・・。
「この馬鹿野郎」とでもまた言われるのかなぁ、別にいいけど。
言われるだけなら左から右へ新幹線。


私の「やる気スイッチ」というのは、自分でもなかなか見つけづらいところにあって、
手さぐりで探してみるんだけど、ときどきというか、かなり頻繁に見つからない時がある。
「あれ、前にこの辺にあったのに今日はこの辺りにないみたい」などということは度々である。
そもそも「やる気スイッチ」が存在していない日もあるのではないかと、私は疑っている。
・・・探すだけ無駄かもしれない。


相変わらず進級と退学どちらになるのか分からない。そのうえでふらふらしている。
病気でいえば「この一週間が峠でしょうね」という奴である。
私はいま「峠」にいて、どうなるのか不明な状況がずっと続いている。
・・・正直、もう「なるようになる」としか言いようがない。
それでも今は「やる気スイッチ」が入っている状態。


今回の実験は、なぜかオシロスコープの画像キャプチャをしないで、手書きでグラフ用紙にグラフを書いている。
内容は、ダイオードを用いたクリッパだのリミッタだの訳の分からない回路である。
理解しないで体裁だけ整えようと思ったのだが、どう考えても理解しないと書けない。
仕方がないので、理解して書こうと腹を決めて、こつこつ書いている。もう知らんがな。
いや、でもこの方が精神状態は良いのである。「とりあえず体裁だけ整えよう」というよりも、
何時間かかっても理解してマイペースにやったるわ、という精神状態のほうが私の場合捗るのである。


レポート書いていると、ときどき両親の顔が浮かぶ。
数年前などはレポートを書くときは「いらいら」して、自分の思い通りにならなかった過去だったり、
両親との確執だったり、周りへの不満だったり、そういうものが私の頭を占拠して、
「なにさ、実験レポートなんて書いてたまるか、糞ボケ」とすぐ投げてしまっていたのだが、
なぜか私も少しだけ大人になったのか、「いろんな人が私に協力してくれているのだから・・・」と妙なことも
頭の中に浮かぶ。
なぜか先月亡くなった祖父の棺に入っていた時の顔がフラッシュバックしたりもする。
確かに費やした歳月7年、学費は国立で安いといえど下宿の費用なども馬鹿にならない。
ここで退学になってしまえば、すべてが水の泡と化す。
・・・これらがすべて無意味な時間とお金になったら、それこそ泣くに泣けない。
その可能性も十分あるわけであるが、しかしながらそうなるにも最後まで抵抗しなければならない。
とにかく最後まであきらめないで、突進していく。要するにそれだけ。


もうね、手書きでグラフなんか書いていたら、そんな気持ちになったりならなかったり。
訳の分からない精神状態で私はレポートを書いている。
不遇の過去、現在を考えても「だからそれが何?」というわけのわからない精神状態。
なんだかすべてがすべて、私と遠く離れているような・・・。
私の身の回りの物は実は私の身の回りにないような。
周囲の物事に圧力やなにやら感じるわけでもなく、ただただ無心。


もう考えるな、目の前のことを、それだけの話。
どうなろうがなるようにしかならない。


(追記 2012/01/27 05:53)
一応、ダイオードの実験のレポートが出来上がった。グラフ用紙に手書きしたものをスキャナで取りこんだのに、
おそらくグラフ用紙の細かい罫線のせいでカラー印刷ができない。
取りこんでから大きさをいじっていたので、実物を上からノリで張りつけると体裁がおかしくなる。
不幸にもワードに詰め詰めで書いていたので、大手術となる。
ワードが意味不明な動きをするので、仕方なくこちらのほうで頑張って修正。
それだけで一時間ぶっ飛んだ。


昼までにあとひとつ。どのレポートも鬼な実験教官であるが・・・。
昼までにやらんとまたどやされるぞ、これは。
別に怒鳴られてもいいのだが、気を損ねて単位やらないって言われるのが一番怖い。
もうね、ヒーリングミュージック聴きながらでないと、頭おかしくなりそうである。
もう嫌だ、本当にもう嫌だ、実験レポートは鬼畜。
過去の酒飲みまくってた自分が、自分の首を絞めているとはいえ、もうマジでこのレポート地獄は嫌だ。
でもこのレポート地獄の先に、なにかあるのかなぁ・・・、もう分からん、本当に。



(追記 2012/01/27 11:47)
数時間の仮眠をとってから残りの課題に取りかかった。
エクセルのマクロで関数を定義してやる問題がなぜかできなかったのであるが、
もう一度やってみるとなぜかすらすらとできる。
おそらく関数の定義を別の文字でやらなかったことが原因だろうと思われる。
落ち着いてやればできるんだけど、いままで落ち着いてやろうという機会さえもたなかったからなぁ。
とりあえず今から学校へ行き、担当の教授に報告に行き、自分で体裁を整える。
この実験の課題の残りはあとひとつ。


しかし、次には別の実験科目で七つのレポートが残っている。これをなんとかしなければ。
この調子で頑張れば、進級できるやもしれない。
結構労働モード入っている感じ、精神的に。
とりあえず今から学校へ。


(追記 2012/01/27 13:20)
レポートの提出とその他もろもろの伝達を学校に行って済ませてきた。
せっかく一生懸命ダイオードの実験レポートは書いたのに、大してみてくれない(笑)。
相手にされてないんだなぁ・・・。
次のレポートをさっさと出せといわれて帰ってきた。飯食ったらまたレポート書いて持っていくか。


あとは別の実験のほうだが、こちらも鬼畜スケジュールで提出しなければならない。
目標は1月中に提出。
今年は終盤モードに入れているな。昨年までは終盤になっても酒に溺れていたからなぁ。
今年は心身共に異常はないし、あとは科目の試験でどう転ぶかである。
まぁなるようにしかならない。
がんばろう。