覚書

* 気持ち悪い記事、閲覧注意。


まずは前戯、キスから。
キスは基本中の基本でありながら、あらゆる場面で必要になるために、
単調になってしまうのが一番怖いですね。

キスの入りは、「唇と唇が触れるか触れないか」の距離をキープしつつ、
「ちょっとは触れる」くらいのタッチを何回か繰り返します。
うーん、効果音で言うのなら、「チュッチュッ」ではなく、「フワッフワッ」で。


そこで相手の唇を撫でるように、自分の唇で触っていきましょう。


そして徐々に「ハムハム」という効果音を意識して、
相手の唇を自分の唇でつまんだりしましょう。

ここまで超ゆっくりやりましょう。
おせえええええってくらいゆっくりを意識です。


暇だからセクロスで女を落とす方法をつらつらと語る:キニ速



私は異性関係については情弱を極めているので、kissについて調べてみた。
最初から局部や乳首にむしゃぶりつくのは、どう考えてもNGだろう。
いつも舞い上がってそういうことをしてしまう。
kissも最初から、「ブチューっ」としてしまうが、これもNGだ。
不感症を極めた人間というのは、あまり上手い具合に前戯ができない。
2chまとめサイトだけど、これは使えるような気がする。


私は馬鹿なので、試しに枕相手に唇をふわふわとこするかこすらないかくらいに、擦りつけてみる。
ゆっくり、ゆっくり、そーっと触れるか触れないかくらいで、動かす。
「ふわふわ」と上にはあるけど、「さらーさらー」という感じのように思う。
これは何やら気持ちがよい。
たぶん、この微少で優しい接触というのは、相当に気持ちがよいはずだ。
お互いに神経を研ぎ澄ませ、恋人をいとおしむように、そうやるのだ。
幸運なことに、私の唇は厚いほうなので、要領を得れば上手くできそうである。


それから、次に「ハムハム」。正直これは文字で表したくらいではよくわからない。
しかし、最初の「微笑で優しい接触」を連続的に少しばかり激しくしていった結果生じるものだろう。
舌をはわすのは一番最後。
ただ漠然と局所的にむしゃぶりつけばよいというものでもない。
微少な感覚に集中することが大切である。
お互いの舌が自然に出てきて(まるで貝のように)、最後に出会うのが理想的のように思う。
貝というのは、急に近付くとひっこんでしまうのである。
だから急にではなく、徐々に徐々に。


しかし、この「微少な感覚に集中する」というのは、前に小池氏が話していた、禅の話ととても似ている。
小池氏によれば、微少な感覚に集中することで雑念が消える。
また、雑念が頭の中に存在している時は、微少な感覚に耳をすませようともしない、不感症の心理状態である。
つまりは前戯の中で、男女というのは、お互いにお互いの存在を感知できるように集中しなければならない。
そうでなければ、「気のない性交」になる。
禅は自分自身の中の微少な感覚と向き合う時の姿勢だけど、一方で理想的な前戯というのは、自分自身とさらには他者の
肌触り、息使いに集中することで、極めて禅に近いような心理状態である。


いきなり、局部にむしゃぶりつくというのは、大して集中した前戯ではない。気持ちは散漫で、欲望に突き動かされただけだ。
そこには他者を思いやる気持ちなどないし、本気で他者を感知しようなどという試みもない。
あれは二人で前戯をしているようだけど、実際は一人相撲なのである。