実験、厳しいね・・・

今日は実験の日だからトランジスタの増幅についての実験をしてきたけど、
予習など全くやっていなかったが、昨年一応はやっていたので、間に合わせの実験ノートを作り、
教官の目をごまかした。
屑学生であるが、私を超える屑などこの学校には山ほどいる。
今日もレポート提出の件で、実験室に怒号が響いた。
担当の教官は、ぼちぼちよいところの大学出身だから、この底辺地方国立大学の学生の質を見れば、
それは怒鳴りたくもなるだろう。
私が今日組んだ二年のニキビ野郎もほとほと根性が腐っていて、一緒に実験をするのが嫌だった。
こんなのは昔からではあるが。
「ニキビ面で茶髪」のキョロ充男子はマジで性質の悪い奴が多い。


それから次の時間に電磁気学の補習があるので、出席して問題を解いたが、
テキストないと私はできないであろう問題を数問解いた。
家から持ち出しているのは「工科の物理 電磁気学」というやつだが、例題が豊富なので、
これ一冊持っていればたいていの問題はなんとかなる感じである。
夏休みに念入りにブックセンターで選んだ甲斐があったというものである。
これも後期に例題をすべて解くつもりであったが、解いていない。
(後期に入る前は自習中心だったから、意識はいい感じに高まっていたのであるが、後期が始まってから駄目である)


電磁気学 (工科の物理)

電磁気学 (工科の物理)


しかし11月、12月の予定を見ると悪魔のように怒涛の実験の日々が詰まっている。
先週までは正直、ウォーミングアップ程度に上手く日程が調整されていたが(別に偶然調整されたわけだけど)
これからの予定を見ると正直なところ、ぞっとした。
それに今日の学生実験は、予習していない生徒は残されていたから、次の時間に補習のある私は必ず予習していかないといけない。
そろそろ厳しい教官の実験が予定されているから。


そんなこんなでまた一週間終わった。ろくでもない一週間ではあった。
月曜日にLEDのレポートを提出しなければいけないし、さらにはその実験の担当教授と私の仲というのは微妙なものがあるから、
なんとか提出しなければならない。とりあえずは文献読み。
レポートも結構たまっているし、12月のボディーブローには耐えなければならないので、なんとかしないと。
怒号が響くというけど、あの後なんだかだらだらしまくりの自分が叱られたように感じた。
その通りで、このままでは何にもならない・・・。
夏休みやそれ以前に、電気回路の勉強ができていないことはとても響いていると思う。
電磁気学は8月9月で一応さらーっと勉強したのが効いていてなんとかなっているが、(授業もぼちぼち理解できる)
電気回路、電子回路というのがどうにもイメージ湧いていなくて、悲惨である。


いまから私が、この大学から脱出して、たとえば物理学を基礎にしている工学系の大学院に進学するとなれば、
相当の努力がいる。微積は一冊程度問題集をやりたいが、あと半分くらい残っている。線形代数はまるまる残っている。
微分方程式はある程度蓄えがあるが、復讐が必要である。フーリエ解析、ベクトル解析はある程度やった。
複素関数論はまだ全然である。
あとは物理学が問題になるが、これまた問題なわけである。
おまけに英語、さらにはデータ解析のために確率統計の知識と、誤差の議論の知識を補充するために二冊必要だし、
というわけで、今の私がよりよい環境を求めて勉強するとなると生半可な勉強では追い付かない。
ついでにきちんとした研究をするなら、プログラミングでデータ解析できるくらいの知識と、あとはTEXなんかもできないと
駄目なわけで、絶望的のようには見える。自分でも笑えるくらいであるが・・・。


昨年は、今時期英語の勉強してたかしら。実験のレポートなどほどほどに書いて、入試に備えようという気持ちになっていたが、
私は実験レポートを片手間にほどほどに片付けることができるほど器用ではないのである。
昨年は、大学に入って初めて将来に希望を持って努力してみたが、失敗に終わったしなぁ。
でも前を向いて生きて行かんといけないようだ。