深夜食堂


映画ではないけど、最近TBSで「深夜食堂」のテレビドラマの続編をやっていることを知った。
去年の今頃、「深夜食堂」にはとてもはまっていて、去年は豚汁を冬にたくさん作ったように思う。
オープニングで豚肉を炒めているところというのは、本当に美味しそうで、
なんていうか寂びの効いたオープニングといい、全体のセットといい、
まるで自分も食堂に訪れる一人の客のような気分で、毎回の話を見ていた。


話の内容も全然明るいわけじゃない。
だけど、なぜかほっこりするのである。
冬とか秋などにみると本当に癒される。
別にゴールデンタイムにやっているような大仰なドラマではないけど、
深夜にひっそりやっているのがこれまた好感が持てる。
ドラマというのは、主演がキムタクでなくても、大河ドラマのように大仰にお金がかかってなくても、
十分内容のよいものってできるのに、大御所だとかお金だとか言い始めて本当につまらなくなった。
ハリウッドなんてその典型だし、上手な演技をするユニークな俳優が出ていれば、二枚目なんかも必要ない。


「あさりの酒蒸し」が出てきたけど、ペペロンチーノみたいに作るんだなぁ。
ニンニクと鷹の爪をテレビでは油なしで炒めて、(多分ニンニクとかすぐ焦げると思うが)
そこにあさりを投入して、さっと料理酒を入れる感じで、
直前にバターと醤油で味付ける。あとはネギをプラスして。
ニンニクと鷹の爪は初めて知ったなぁ。
でも高い酒のつまみだ。社会人になったらスーパーで買って作るかもしれない。
丁度よい大きさの鍋があれば美味しくできるのだろうけど。


なんか最近、とても寂しくなると思ったら、秋も終わりに近付いているというのもそうだけど、
過去にこの時期には、とても悲しいことがあったのである。
どうしようもない状態の中をさまよったことがあったなぁと思いつつ、「深夜食堂」で出てきたハイボールを飲み、
煙草を吹かす晩秋の候。人生苦いねぇ。
夜は「komorebi」を点灯させて、と酒を飲む。
冬はおいしい酒があるとよいなぁ。缶じゃなくて・・・。



秋も終わりに近づくと、詩や文学の素養があると楽しくなるのにと思う。
あいにく無骨な工学の授業しか受けていない。



テーブルランプ komorebi tsi-3-450

テーブルランプ komorebi tsi-3-450