とりあえず11月始まった

今日は授業を受けるために学校へ。
電磁気学と離散回路。
電磁気学は電磁波の波動方程式まで。
波動方程式偏微分方程式は解かないで、タランベール解というのをとってつけた。
偏微分方程式の授業なんて、今通っている大学にはないからなぁ。
あったら受講したいのだが、ないのだから仕方がない。


マクスウェル方程式から波動方程式の導出が今日の授業のメインだったように思う。
昨年はこの授業を10月からさぼりまくっていたのだが、途中から出席したようで、
今日の内容と同じノートがファイルの中にあった。
大事な波動方程式の導出過程が、プロジェクターのページの切り替えに追い付かなかったようで
途中まで書かれていたのだが、それじゃあテスト勉強も面倒くさいことになるだろうなぁと思った。
電磁気学なんて自習したこともなかったから、昨年は分かりが悪かったのだろうとは思うが、
9月にある程度自習で勉強を進めていたから良いものを、さぼっていたら今期も分からないままだったであろう。


それで授業が終わり家に帰って、気分転換に将棋などをして、連敗したのだが、一応3級は維持しておいた。
家に帰る途中にコンビニに寄ったのだが、最近学校終わりにイライラしてしまうことが多く、
自分の過去の不遇だとか、こんな大学に来たくなかっただとか、ときどき叫びだす心の中の声が聞こえてくるのだが、
そうやって心の中で暴れる自分というのを、一方でぼーっと白けた顔をして見る自分がいる。
幼児的な誇大妄想の中で暮らす私と、それをしらーっとみる私。
どちらが良いだとか、悪いだとかないとは思うが、そうやって現実に適応していくらしい。
昔はこの幼児的かつ誇大妄想的な自分が、私の精神の中で一党独裁状態だったのだが、
いつの間にか彼は主役ではなくなったようである。
でかい目標だとか、そういうのを掲げて、挫折して自己不全感というのをまき散らすのも彼だが、
しかし彼にも良いところはやはりあったように思う。
そういう部分がないと、本当につまらなくなるのだが、とはいっても25年も生きているとこういう幼児的な願望というのは、
世間において徹底的な弾圧を受けて、人の中で縮小してしまうのだろう。


こういう自分の精神状態を見て、「つまらない大人になったなぁ」と思ったりもするのだが、
工学の世界の中で生きていく時、邪魔になる精神的な部分で、それはいつの間にかここに適応しようとする中で、
進化論的に退化していったのだろうと思うのだが、やはりこの大学に来ていろいろ変ってしまうわけである。
今、高校生の自分に合えるなら、専攻はよくよく考えて、新書なんかを自分なりにあたって、
受験勉強もよいけど、自分がいったい何をしたいのかということを、自分なりに頭の中でまとめたらどうかと提案するだろう。
母親はとにかく現役でどこかに行くことばかり私に押しつけていたが、
工学部なんかに行ってそこの水が合わなければ悲惨なことになるのだから、
文系のように大学が合わなかったら適当にさぼって卒業するなんてことはできる世界ではないのだから、
よくよく用心することを訴えたであろう。
それもすでにときは遅し、時間だけが無駄に過ぎて、後から教訓を得るわけである。


実際、こういうことは就職活動にも当てはまる。就職浪人などは世間では激しく叩かれるのだが、
とはいっても就職して好きでもない職場で働いて3カ月で止めるなんてことにならないように、
多少は考えておくことが必要だと思う。
別に自分探しとかではなくて、「適正」とか「性格」に全く合わないことをやっても仕方がないということである。


そういえば、日経サイエンスの12月号が出てた。
あとは別冊がよくよく見たらその棚のしたにあった。
気分転換に読みたいところだが、とはいってもレポートに追われているために、そんな時間もしばらくないか。


11月の目標は、とりあえずとる予定の授業は遅刻しないで、授業ノートをコンプリートすること。
離散回路なんて授業が退屈だから、途中で帰りたくなるのだが、そこはこらえて一応授業を受けること。
まぁほとんど耐えるという一言に尽きるであろう。
遅刻はしない、授業はきちんと出る、ノートをきちんととり、ある程度授業の中で理解する。
当り前のことだけど、私は何年もやっていない。
今期やらなければ退学である(笑)