大学二週目の水曜日

今日も朝から学校へ。
複素解析は思いっきり寝坊。昨日寝てなかった。眠れなかった。
朝方になって眠気が来た。寝ていたら遅刻。


行ってみれば極形式の話(笑)。さすが地方国立大学。
工学部の花、機械科の授業なのにこんなに簡単なことをゆっくりやっていてよろしいのか。
単位が楽に取れるので、大歓迎だが、複素解析の自習書を探している。
目標は大学卒業までに、砂川先生の「理論電磁気学」と「量子力学」を読みこなすこと。
数学は必要である。この二冊はバイブルにしたいという野心は燃えているが、まったく実行が伴っていない。
私が氏の名前を書くことでさえ失礼だろう。


その次は、統計力学。この授業も簡単。
でも簡単だけど教授は自分の言葉で語っているので、とてもよい。
さすが職業物理学者と思いながら、当り前かとも思う。
物理の質問してみようかと思ったが、勇気が湧かなかった。へたれ。


最後に、就職の授業。
社会人基礎力とか経済新聞の読み方だとか教わった。
新聞は見出しとリードを読めばよいらしいが、別に全部読んでも20分程度だろう。
暇つぶしにはもってこいだが、実家に帰った時にしか読まない。
しかし、時事問題を質問されても全く答えられない。
そもそもTPPとか、いちいち経済用語にするのは、「ビジネスマン」たちの暗黙のルールなんだろう。
これ覚えていないと社会人とは言えないぜ、と少しだけひねくるのである。
別にアジア貿易の自由化とかでもいいだろう。
社会的な圧力というのを感じざるを得ない。


あとは東証一部上場というのは約1500社あって、そこに入れれば親族は喜ぶんだってさ。
なんか嫌になっちゃう。
そもそもスティーブジョブスが死んで、彼の来ていたセーターだかなんだかが売れ始めたとかいうトレンドなんて
どうでもよいだろう。
とにかくトレンドで経済が動いているのはわかるけど、人間が生きていくのに必要なものはそんなにないと思う。
無理にトレンドを作って、それを共有していくというのがないと経済新聞なんて成り立たないだろうし、
そういうのに敏感に反応するような「社会性の高いタイプ」の人間は虫が好かない。
こんなこというとどうせ中二病とか言われるのだろう。


なんか今日は寝不足のせいで物事をうがった感じで受け止める傾向にあるようだ。


その後、三コマも授業に出て疲れたので(へたれ、体力なし)
家に帰って煙草をふかして、コーヒーをすすりながら、将棋を指して1300代突入。
1305まで行って二級は目前だ。
初段も年内にいけるかもしれない。
初段になったら将棋どうしようか、続けてさらに二段とか目指すのか。
それとも中断して英語にでも情熱を注ぐのか。
でもたまには将棋をして、頭を回転させるのも悪くない習慣だと思うが、
将棋をしだすと、結構止まらない。


しかし、自分の未来について考えると、本当にエンジニアとして生きていくのか、
それとも他の道に走るのか、考えないとなぁとは思う。