昼から図書館、多少お勉強、科学新聞など

今日はお昼から図書館へ。
たいして進歩しなかった。もう少し集中力が上がってくれないと。


科学新聞も久しぶりに読んだ。
今週の記事は、ミリ波帯で情報通信速度を向上させたという大阪大学の研究。
それから原発のときにアメリカ製のロボットが使用されたが、
日本のロボットはそれよりも性能が上回っているのにもかかわらず、
実際的な現場での成果というのがないために、用いられなかったというIEEEの記事。


それから、タンパク質の自己組織化によって半導体メモリの密度を向上させようという奈良先の研究。
あとは磁性と超電導の性質を二重に示す物質、つまり磁性体の研究をどこかの大学の研究室がやっていた。
磁性半導体というのも、神戸大学かどこかが研究していた。


専門科目付近の話題というのは、読んで内容を5%程度は理解できるのであるが、
いろいろな大学や研究施設でこれらの成果があげられているというのは、実に面白いと思い始めた。
これは前にも書いたとおり。


学歴など気にしないで、素直にこういう研究成果に感動しつつ、勉強を進めればよかったのである。
勉強していて思うことは、多分こういう時間というのは今だから許されているわけで、
そのうちにこんな贅沢な時間はとれなくなるということである。
大学は途中でぐれて行かなくなったりして、底辺国立といえどその価値というのを私は見くびりすぎた。
というよりも、社会的な価値という観点からみれば、それほどのものではないかもしれないが、
勉強できることの素敵さという面では、実に恵まれているのではないかと思う。
若かりし頃の私は、学歴にとらわれすぎていたように思う。


将来に関しては不安ばかりであるが、とりあえず今できることをしておけばよい。
それだけの話なのではないかと思う。



最近は、ルーズリーフ6枚ほど一日に勉強しようと考えている。
名付けて「六枚生産」としているわけであるが、ルーズリーフ6枚を生産できたとしたら、
一ページ一問程度で計算すると大体10問、数学の問題を解くことができる。
この10問というのは結構大きくて、どんな演習書でも一日10問ペースでいけば
一か月かそこらで終わるのである。


それを一日2科目に対してやろうとしているのだが、(つまり「十二枚生産」)
なかなかうまくいかない。これをするなら午前中からフルパワーでやらねばならない。


研究というのは、やらなくなるとペースを元に戻すことが難しく、
やり始めると加速しだすという。
そのとおりであり、日に徐々にできるものを多くしていかなければ、この世界はやっていけない。
6月の初めから「フーリエ解析」に取り組んでリハビリをしたわけであるが、
徐々に勉強意欲というものと、それから日にどれだけ勉強できるかという量的なものを、
どんどん増やしていかなければならないわけである。
リハビリでウォーミングアップは終わっているのだから、あとは走って行くだけなのであるが、
こればかりは意識を徐々に高めていって、日々を充実させたものにしなければならない。


科学新聞だけでなくて、日刊工業新聞でも読もうかしら。