大学に登校、面接、相穴熊

今日は大学に朝から登校。
恥ずかしながら今学期初めて学校に行った。
自分でも考えてみれば異常である。
もともと取っている講義は少ないものの、異常。


とはいっても昨年もこんな感じであった。4月の最初に二週間は学校に行かないで、家に引きこもり、
5月の前半はゴールデンウィークで学校がないため、学校に行く必要がなく、
そうすると5月の中盤で学校初登校となる・・・。異常だ・・・。


昨日は、大学の学生担当の教授から電話があって、「学校へ来ているか」ということを聞かれた。
学校には顔を出していなかったのだが、このままでは駄目だと思い、今日は初登校をして、
それからその教授に面接をしてもらった。
向こうから電話がかかってきて、面接してあげるというわけだから、大学も過保護になったものである。
半分引きこもりの私にとってはありがたいお話であるが・・・。


昨年実験でお世話になった教官が、私のことを心配していたらしい。
このマンモス大学でもそんな心配されるなどということがあるのか。
へぇーと思いながら、昨年お世話になったことを思い出す。
・・・なんというかもう4留が確定している私は、人に支えてもらうくらいでないと卒業できないらしい。
しきりに「学校に来ているか」と聞かれるので、はっきりと来ていないとはいえないで、
ごまかす自分がいた。
というか、教授が持っていた私の成績表には、欠席という文字がたくさんあって、
私がどんなに「引きこもり」なのか、おそらくバレている。


出た授業は、正直さっぱり分からなかった。数値解析の補間の話らしいが、勉強して追いつかないと。


それで帰ってから将棋をしました。(笑)
三局ほど指して全てが対振り飛車となった。
最初の二局は勘がずれていて、穴熊を組む前にやられてしまったが、
最後の一局は相穴熊となり、かなり華麗に勝てたので気分は上々である。


相手は中飛車で、こちらが穴熊を組むと見るや向こうも穴熊にしてきた。
そっちが穴熊組んでくるなら、こっちは松尾流穴熊にしようということで、がちがちと固め合いになる。
そこから、飛車、角、桂の三つで相手のミスに美味い具合に漬け込んで、中盤優勢に。
しかし、私も一手ポカを指して、私の方が少しだけ優勢な感じになった。
それから向こうが初めに私の穴熊に飛び込んできて、戦争開始。
こちらもペタペタと駒を張って対抗。向こうの攻めを切らした一瞬に、自分の攻めを一手一手じわじわと
指していく。
向こうは、劣勢なので、私の穴熊に絡んでくるのだが、そこはペタペタはりつつ、
手が空けば攻めを一手指すという堅実な将棋をした。
向こうは攻めが切れかけたところを、一気にたまりにたまった力を放出する。
あっという間に詰みまで行き、相穴熊戦を制する。


レート800地点周辺に来てからは、やはり穴熊で勝利を多く得ている。
その代わり角換わりなどの将棋では結構負けているという、筋悪野郎である。
最近穴熊が好きになったなぁ、本当に。
なんというか組んだ後の安心感がすごいし、相手が相当の手練でないと負けない。