手筋

最近はまったく将棋で勝てなくなってきたので、レートは500程度である。
前は700程度までは上がっていたのに、なんだか気力もあまりなく無気力将棋をしている。
しばらく将棋から遠ざかったほうがよいのかしら。


今日はネットで「手筋」について調べてみた。
将棋を改めて勉強し始めてから、羽生さんが「手筋ですねー」というのを聞いて、
手筋ってなんだろうとかねがね思っていたのでとうとう調べてみた。


調べてみると、「単打の歩」だの「連打の歩」だの、「垂れ歩」だの・・・。
将棋している人は手筋という言葉を知らなくても、知らないうちにやっていることである。
私は知らなかったのだが、「送り金」だとか「割打ちの銀」だとか「控えの桂」だとか
「歩頭の桂」だとか指しているわけである。
でも改めてこれが手筋かぁと思うと、悪くない感じである。
この基本的な手筋の集合で将棋は成り立っている。
単打の歩で駒をたたき、そして割打ちの銀だとかはよくある。
あとは「田楽刺し」だとかも、単打の歩と組み合わされたりする。
対石田流には、1筋の「突き捨ての歩」から1四に「単打の歩」、その「単打の歩」を飛車が取り、
1五香車で「田楽刺し」が棒金をして2六に金があるときは見事に決まるものである。
この「田楽刺し」があるから、石田流には棒金なのだろう。
もう一つは飛車をいじめることができるからだろう。


そういえばしばらく見れなかった「棋譜でーたべーす」も繋がるようになって、
今日は「角換わり」の棋譜を集めまくったのだが、こういう日に限って「角換わり」にはならない。
石田流がバンバン来る。
今度は「田楽刺し」を見事決めてやろう。今いるレート周辺なら引っ掛かりそうである。


にしても勝てない。読めない、手を考えることができない。
まるで頭が硬化したような感じである。
いったいどうすれば勝てるのかと思い始めた。
なんというかあまり乱戦になりたくないという気持ちになってきた。
おかしなことに・・・。
最後にお互いに何手スキなのか読み合うのがなんだか嫌になってきた。
面倒くさい・・・。
手筋はある程度知ったが、それを上手く使える感じではない・・・。
一体どうやったら強くなれるのか。
定跡勉強すれば強くなれるのかなぁ。
次の一手だとか、詰将棋だとか、やはりしないとどうしようもない気がしてきた。
いまレート500にいるが、ここでも勝つときは結構必死である。
700の時はかなり必死であったが、初段など目指す時なんぞはレート1500である。
その時は一局にどれくらい必死になるのか。
やはり一日一局とかにして、使える頭を最大限に使うということがいるのかなぁ。
でも有段者などは持ち時間1分の三十秒将棋である。
それをなんどもなんども繰り返す。私などはひどい時には15分の将棋ですら、頭が動かない。
永遠に上級にはなれないのかもしれないと思い始めた・・・。
なんというかどうやれば効率よく上手くなるのか分からない。