10級昇進

漸くレート550、10級に昇格した。
これまでやっていた棒銀では勝てないので、「ツノ銀」を使うことで、
勝率が随分上がった。
棒銀なんてやってくる人間はなかなかいない。
10級くらいになると、ぼちぼちまともにやっている人が多いのではないかと思う。


今日は石田流の相手を何人か倒して、それから穴熊の相手も一人倒した。
石田流は手順さえしっかりして、序盤「ツノ銀」を組めば
勝率はそこまで悪いものではない。
穴熊はほとんどを守備に回しているので、桂馬、飛車、角の三つの駒を中心に攻めてくる。
この三つを「ツノ銀」で完封することができれば、勝機が見えてくる。


ただ、穴熊を使う相手で、上手い人間がいれば私は歯が立たないで負けてしまうだろう。
左の香車を角で付かれて、失ってしまい、穴熊相手にぼろぼろになったこともあった。
それも左サイドの金の動きでどうにかなるのであるが。


「ツノ銀」を昨日からやっているが、非常に守備の固い布陣だと思う。
大雑把な作戦としては、まず相手を迎え撃ち、駒の損失を誘う。
「ツノ銀」はなかなか守備力があるのでそれが可能である。
そして一気に攻撃に転ずる。
ツノ銀の機動力は、最後尾の飛車によって担保されていて、すぐに攻撃に転ずることができる。


とにもかくにも、数日で漸く10級に来た。
ひとまずは本などは読まないで、ネットでの情報収集のみで級を上げてみるつもりである。
というより、いまは「ツノ銀」で指しているが、
もう一つくらい得意の戦型を作ってバリエーションを増やしてもいいかもしれない。
戦型ばかり増やしてもそれを扱えなければ意味がないわけで、
あともう一つ「ツノ銀」となにか武器があればよいと思うのだが・・・。


棒銀中心の頃と将棋のスタイルが変わった。攻めるというよりまず受ける。
それから攻撃に転じて、相手をやっつける。
そういえば今日は「雀ざし」というのも決まった。
しかしはらはらする戦法である。