うつらうつら・・・

昨日、フリーメールで将棋24のIDを取得してから
どんどん将棋をうっている。
段位や級位というのがあるというのが非常に魅力的である。
自分はどこまでのレベルまでいけるのか。
また、この将棋24の階級というのが非常に細かく作ってあり、
級位があがると素直にうれしいのである。

昨日はまず14級から登録。レートは200からである。
将棋の本は、一冊しか読んでいないと言っても初めて将棋を指してから
10年は経過している。もちろん大真面目にうっていたわけではない。
遊び半分。勝ちもすれば負けもする。
yahooゲームで打っていたので、別段レートが下がろうとも気にしない。
どんどん打つ。そういう暇つぶし的な将棋指しであって、
級位だの段位だのとは無縁の人間であった。
しかし、いざ将棋24に入ってみると、まずは自力で限界を感じるところまで
どんどん指していって、行き詰ったら自分の戦型を本を見ながら考えよう
と思っている。どこまでいけるか。今は部活をやっていないので部活みたいな
ものである。もし将棋24で頑張って段位をとったら、今度は街の将棋道場にいって正式な段位を貰ってこようかと考えている。
できれば将棋盤があったほうがよいのかもしれないが・・・。

14級で登録して、最初は負けたり勝ったりしていたが、徐々に調子が出てきて
いまは12級のレートが400程度である。あと50レートを上げることが出来たら
11級に昇進である。仮にこのまま本も読まないでいけるところというのは
8級がせいぜいかと思われる。6級や7級というのはちょっと見えないのではないかと考えている。

私は将棋の本を一冊しか読んだことがない。
「勝てる棒銀」というありふれた将棋本で、基本的な棒銀について書いてある。
だから桂馬の裁き方などは非常に下手である。
この本にあったのは居飛車でその前の歩を交換したり、棒銀したりするという
商店街のおじさんがやりそうな基本的な棒銀について書かれている。
このままやると誰でも知っているのですぐに返り討ちにされる。
この将棋24で最初は居飛車でやっていたのだが非常に勝率が悪かった。
14級の人間にも負けてしまう程度で、中飛車に変更。
私の中飛車は基本的には居飛車の安っぽい棒銀を基礎にしたものであるが、
中飛車の前の歩は積極的には交換しない。

単純な本に書いてある棒銀は歩の交換からという形であるが、
これをやると非常に勝率が悪くなる。
ということで、お互いに徐々に徐々に歩をせり出し、
組織と組織がぶつかるような長期戦を選ぶことにしている。
急戦でいくと将棋24では返り討ちにされる可能性が非常に高い。

なるべく長い勝負にして、相手がミスしたところに漬け込む。
そういう将棋をしている。私の今までの将棋は「棒銀」が売りだった。
馬鹿みたいに棒銀ばかり指して、多少上手くなったのである。
だが、棒銀ではなくて、棒銀をするようでいて相手がミスしたら
そこを徹底的に攻めるという方法をとっていて、迂闊には手を出さない
手堅い将棋というのを私はしているのである。
ということはキーワードは「受け」なのであるから、所謂「囲い」といわれる
ものについて理解を深めたらよいかと思うが、本などをまだ買うつもりはない。
限界が来たら買う予定である。
将棋24で初段になるには、結構努力が必要だそうな。

サイトを見たところ、英語の資格試験と同様である。
お勉強が必要なのである。詰将棋をして、それから戦型のお話。
中盤終盤のごちゃついたなかでのセオリー。
そういうものを学ばなければならないということである。
もう本当にお勉強・・・。
詰将棋を覚えて、積んだところを敏感にというやつらしい。
それを考えると少しだけ萎える。
将棋って地味だからなぁ・・・。

今の勝率は5割を少しだけ越えた程度である。
唯一の救いは負け数より勝ち数のほうが多いということか。
級位を上げていったら、負け数がかさむだろうなぁ・・・。