企業さんとの会合、学会に行くらしい

今日は共同研究先の企業さんとの打ち合わせがあり出席。
私などはまだ研究を引き継ぐ段階であるから、いま主体となって研究をしている院生がネタを作っている。
相手は企業のエンジニアであるはずだけど、しかしながら院生の応対はすごいと思った。
そもそも普通に報告をする、ということというのはとてつもなく労力がいることであり、
ふと気を抜いたりすると相当救いようのないものになる。
それなりにやっておかないと一夜漬けでできるものでもない。
しかし、院生はしっかりとこなしていた。
来年は私にとって代わる予定であるが、果たしてどうなるのか。


あとは、その会議の中で学会の話が出て、直属の院生は他の学会がありいけないということで、
私が代わりに出席することになった。
実家の近くだから交通費は無料でもしかしたら家に帰ることができるかも。
だが、その学会というのが今の研究室よりではなかったりもするが。
とりあえず学会がどんなものなのか見てこよう。
しかしながらミーティングでは、何を学んだのか報告が待っているために、面倒くさいプロセスもやはりある。


あとはPI制御について同期の人々と話した。
例えば電流指令値とある地点の電流の偏差をとって、それにPIかけたとすると、
その偏差を消すような出力が出てくるが、でてくる操作量が電圧であってもよいわけで、
電流の偏差をPIして、出てくるものが電圧だとどうも次元も合わないしおかしいなと思ってしまうわけだけど、
そこはそれほど不思議ではないのかしら。
とは言いながら、偏差に応じた比例と、積分時間を定義しての偏差の積分なわけだから、
普通の神経では電流の偏差をPIかけたら、今度はそれを補う電流の操作量が出てくるように思うのだが、
そういうことではないらしい。


あとは研究室のイベントの準備など。
昨日、今日と研究はまったく進んでいない。ボケだな。
しかし、学会に誘ってくれたり、わからない部分を聞いたら教えてくれたり、最近は至れり尽くせりでなんだか怖い。
人間社会にコミットし始めて、そこから利益を吸い上げているのはわかるのだけど、
最近まで一匹狼で来たわけで、このギャップが怖いのである。